大いなる秘密(デーヴィッド・アイク) 15
☆われわれの本質
あらゆる存在は、エネルギーの振動の組み合わせで、そのエネルギーは思考や感情によって作られる。あらゆる存在は同一のエネルギーから成り立っているが、エネルギーの組み合わせが無数にあるため、存在の形式も無数にある。
純粋なエネルギーの段階では、あらゆるものがつながっていて、あるのはわれわれと究極的な「私」だけ。潜在的にわれわれはみな、あらゆるエネルギーに接触する能力を持っている。エネルギー=意識だから、われわれはあらゆる意識、究極の意識である「神」に近づく能力を持っていることになる。
この神とはわれわれ自身であり、われわれが神である。われわれ一人一人はこの究極の意識のひとつの側面で、レプティリアンや他のあらゆる存在も同じ。われわれはこの究極の精神のすべてを活用する潜在力を持っている。
われわれは無限の大海の一滴のようなもので、ある程度までは独立しているが、合わされば全体となる。この大海とのつながりがほんのわずかだったら、それは繭の中で生きているようなもので、知識・愛・理解・知恵といった無限の潜在能力からは隔絶されていることになる。だが、もし精神と心を開き、その繭を破って外へ出ることができれば、無限とのつながりはどんどん大きくなる。そして無限の意識となってこの世界を体験し、自分が肉体以上のものであることを理解し、この世界は経験を通しての進化という永遠に続く旅の一部になる。
われわれの見ているこの世界は、現在知られている人類の歴史を通じてのものにすぎない。もし人類がその本質、力、価値を真に理解すれば、レプティリアンによる影からの操作は不可能になる。ブラザーフッドのアジェンダは、人類の自己認識を枠組みの中に幽閉し、操作するものである。
レプティリアンが操作しているのは低層4次元で、地球を支配するためには、人類の大多数を、それ以上の高い周波数から切り離しておかなければならない。このためには、恐怖、罪悪感、怒り、自己嫌悪、軽蔑といった低い周波数の感情を操作する必要がある。こういった感情と共鳴して完全に支配されてしまうと、心の焦点が低層4次元に接続してしまい、レプティリアンの意識が、その人の思考パターンにそのまま繫がってしまう。
米国の科学者グレッグ・ブレイドンによれば、人体の遺伝子を形成している物質コドンは、非常に高度な送受信機で、様々な周波数に対応するという。DNAを電子の詰まった試験管に入れると、電子はひとりでにDNAのパターンに並び、DNAを取り去ったあともそのパターンを維持する。これはDNAが常に周囲のエネルギーに影響を与えているということで、人が生き方を変え、そのあり方を変えれば全体も変わるということを示している。
また彼によれば、人間の遺伝子には64種類のアンテナが隠されていて、さまざまな周波数を送受信するという。しかし、このうち働いているのは20本だけで、潜在能力のうちわずかしか使われていない。米ハートマス研究所の研究では、このアンテナを働かせたり閉じたりさせるのは感情の波長であり、それは常にDNAを通過しているという。恐怖の感情(あらゆるネガティブな感情の元)は、長くてゆっくりした波長を持ち、このアンテナのわずかにしかスイッチが入らない。だが愛(あらゆるポジティブな感情の元)は短く速い波長を持ち、はるかに多くのアンテナが働く。
ブラザーフッドは、人類を圧倒的な恐怖状態の中につなぎとめておくために、戦争・紛争・さまざまな暴力や不安を創り出してきた。中でも宗教と科学はこの恐怖を強く刺激している。そして真実を隠すために、学校での教育や、マスコミの情報を管理・操作してきた。この恐怖をもとに、人々の大多数はマインドコントロールされてしまっている。
“バランス=調和”を崩すのも彼らの基本操作である。ブラザーフッドは宗教を利用して、バランスのとれた“女性エネルギー=直観力と再結合のエネルギー”を抑圧してきた。女性を抑圧し、男性の中にもある女性的な極性を抑えるために、いわゆる男らしさといったものを作りだした。また“性的エネルギー=創造エネルギー”の抑圧と歪曲も、人間の潜在能力を限定する手段として使われている。
またブラザーフッドは、人間の時間意識を操作して誤った視点から時間を認識させ、人間を宇宙のリズムから切り離してきた。本当は時間など存在しない。過去も現在も未来も、すべて同時に存在している。われわれの時間認識のせいで、さまざまな出来事が直線状の時間の流れの中で起こっているように見えるだけ。
自然は月の時間に同調している。月は28日×13ヶ月で、月経周期と同調し、男性の太陽エネルギーを吸い上げ、それを反射して女性エネルギーの形で大地に返してくれる。グレゴリウス15世のもと、1582年10月から導入されたグレゴリウス暦は世界の標準時間として定着し、われわれが時計を見るたびに、人間はこの人工的な時間の流れに同調させられることになった。この時間体系のゼロ地点はロンドンのグリニッジで、この暦自体がバビロンの暦(=レプティリアンの暦)を基に作られている。この暦の導入で人間の意識は月の時間から切り離され、13ヶ月あるべき月が12ヶ月とされてしまった。しかし、ブラザーフッド位階組織は今も月の暦に時間を合わせていて、これも“13”を重要視する理由のひとつである。
ミレニアム(千年紀)も人工的に作られた時間の節目。紀元2000年をきっかけに、ロンドンにはキャナリーウォーフというガラスの巨大オベリスクが建てられ、テムズ川をはさむ対岸にはミレニアムドームが建設された。ドームのシンボルはニューブリタニア=セミラミスである。
占星術にはもともと13星座があり、その13番目はクモだったという。この星座は他のすべての星座を含み、各星座のエネルギーをひとつに紡ぎあわせるものとして占星術の円の中心にあったと考えられる。
| 歴史/古代史 | 00:22 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑