配信やメッセージ、エッセイなどに書いたことと重複しますが
「ノート 15」の光と影につなげて更に分かりやすく書いてみます。
もちろん答えがあってるかわかりませんが、個々で考えてみてください。
http://pds.exblog.jp/pds/1/200903/15/62/b0086362_1514451.jpg',400,300,'1');" OnMouseOver="this.style.cursor='hand'"/>15年位前の話なんですが
”みる”という主題で私が中心になって勉強会なるものをしていた時期があります。
その流れで光と影の話になり、
私は太陽を真ん中にしてその周囲を惑星たちが回っている絵を描きました。
太陽の光が当たらない場所は影になります。
惑星が太陽の光をまんべんなく受けるにはどうすればいいかとクイズを出しました。
まず止まらないことと私がいいました。
惑星がぐるぐる回転すると光はまんべんなくあたるからです。
次に一番大切なことを考えて欲しいと伝えました。
小学生になったつもりで考えればすぐわかるよと言ったら、
惑星が太陽に飛び込めばいいとか、太陽になればいいとか、
面白い答えがたくさん出て爆笑でした。
あるとき、Y君が「透明」になることだと言いました。
私の考えも透明だったのでビックリしました。
だけど透明が何を意味するかをY君は説明できなかった。
私が考える透明は、他者を世界をイメージでみないことです。
人はみな私という名の色がついたメガネでみています。
イメージでみないということは色眼鏡を外してみるということ。
イメージでみることの例
見かけで人を判断すること。(これはみるということにも関係あります。)
たとえば職種や肩書き、服装、容姿によって人の見る目は変わります。
私が、大学教授、銀行員、公務員、女優、ショップのオーナー、市場の店員、
飲食店のウェイトレス、主婦、路上生活者など色んな姿になったとしましょう。
姿が変わっても私という人間はまったく何も変わっていないのに
他者からみる私はまったく変わってしまいます。
違う人間になってしまいます。
友人がよくこんなことを言ってました。
「まゆみさんが小柄な女性じゃなく、迫力ある白髪の老人だったら
まゆみさんの言葉の受け入れ方が全然違ってくるだろうね」と。
確かにそう思います。
ブログでも私が女性でなければアラシや嫌がらせのコメントはなくなるでしょう。
私が女性だからです。よくそう思います。
同じことを男性のブログできるかまったくの疑問です。
この見かけというのはチャネリング詩にもありなるほどなと思いました。
私の経験上、見かけが普通の人ほど魅力的で知的な人が多い。
派手な格好をしている人ほど面白くない、つまらない。
ない中身を外見でカバーしてるんだと思う。
別の例。
過去のイメージで他者をみること。
たとえばAさんが昨日嘘をついたとしましょう。
すると今日も嘘をつくんじゃないかと思うことがあります。
これが頻繁に起これば確信に近くなります。
しかし、前にも書いたように
人は本来、一息ごとに生まれ変わっているはずです。
でも現実にはなかなかそうは行きません。
どうしても前の記憶で他者をみてしまうし、止まることは多い。
本人も一息ごとに生まれ変わっているとは思っていない。
世界は流れる水のように雲のように絶えず変化しています。
同じようにみえても二度と同じものはない。
止まっているのは私たちの目、意識、思考。
誤解もそうです。
たとえば、良いようにも悪いようにも誤解されたくないから
書かなくてもよいようなことまでも私はブログに書いています。
だけど悲しいことに、書くとまた誤解されるようです。
それでもへこたれず伝えることに挑戦しています。
日常では、誤解したくないから相手をきちんと理解したいから
納得できるまで相手に質問します。
これが生じると揉め事、騒動になることもあるでしょうが、
しんどいけれど仕方ないことです。
でもしんどくてもやります。
だから私とは本音で接して欲しい。
余計な詮索をしないで済むし、環境への良い効果が大きいから。
誤解を防ぎたいから
ブログでは分かりやすくコメントを書いて欲しいと何度も訴えています。
コメントの内容が分からなくて勝手に解釈すると
最初のボタンの賭け違いが始まりそれは延々と続きます。
ドラマが延々と続くのです。
人間関係ばかり書いたけれど、広く世界にも当てはめて考えてください。
目の前の世界を、生まれたての赤ちゃんのように、いつも新鮮にみられたらいいな。
10年ほど前のメッセージにもちらっと書いています。
〈病について〉 病とは止まること。
http://www.mamutan.com/message/letter/1998_10_12.htmlこうやって影のことを書いてはいますが、
昨日も書いたように影は決して悪いものじゃなく、
逆に人間が成長するためにあるんだと思う。
またあとで別ページに光と影を書きます。