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あいさつ

表紙の写真の作品は、2003年に制作したものです。
尚、当ブログの記事の引用・転載は必ずリンクを貼ってください。


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ニュース

京都府田辺市で午後2時54分に39,9度、9月観測史上最高記録ですって。
記録更新なので時間をアップしておきました。

山陽新幹線で緊急ブレーキが作動し、9本運休。
山陽道で多重衝突事故が発生し1人死亡、6人重軽傷のニュース。
発振かな?

不漁の秋刀魚6千匹を目黒駅前商店街で無料で振る舞ったそうです。
私も秋刀魚が大好きで昨夜も食べました。
 
照明灯の大手メーカー岩崎電気は帝人と共同で世界最軽量(重さ300g)の
屋外照明用の発光ダイオード(LED)電球を開発したそうです。

余震が続くニュージーランドに暴風雨が近づいているようです。
画像をみるとかなりの被害ですね。(AFPニュース


環境省、水銀を国内で廃棄処分へ 輸出規制に備え検討開始(47ニュース)
『環境省は4日までに、環境中に排出されると人の健康や生態系に深刻な被害を与える恐れがあり、現在は資源として大量に輸出されている水銀について、国内での最終的な廃棄処分や長期保管に向け、安全な処分方法の具体的検討を来年度から始めることを決めた。・・・』


OSK201009020082.jpg
暗闇で56年、1300世代経たハエの求愛行動に変化(朝日)

56年も暗闇にいるのに外見も変わらず光を感じる能力を失っていないそうです。
でも「感覚毛」と呼ばれる体毛が1割ほど伸びて生殖行動に変化が見られるそうです。
しかし、きれいなハエ。


TKY201009030234.jpg

太陽に突撃、決死の観測 NASA、探査機打ち上げへ(朝日)

ようやく飛び込むんだ。


フランスのサルコジ政権が犯罪防止を理由に、
かつて「ジプシー」と呼ばれた少数民族ロマの国外退去を進めていて
パリ東部で大規模な抗議デモが行われたそうです。(CNN



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医療を考える(3) ホメオパシー


mayumi写真


先日のニュースでホメオパシーの批判サイトが立ちあげられているんですね。
ちらっとみただけですが、批判というよりも否定です。

ああいったものは読む気がしませんが、対象がホメオパシーだから
アカデミックな人たちが立ち上げるんでしょうか。
批判が目的のものはすでに答えが出ているので
何でもかんでもすべてそれに結び付けますよね。だから読む気がしません。

批判するなら、ホメオパシーをそして国内のホメオパシーの状況を
最低でもある程度勉強(本当はしっかり勉強)してからすべきで
偏った情報で批判するのは大人のすることではないでしょう。
そうでなくても奥が深くて難しいといわれるホメオパシーを
まったく知らない人間が安易に批判することはおかしいし、
批判どころか否定するのは信じられない出来事です。
これじゃ、前には進まない。
患者は置き去りにされたまま。

松本(大瀧)先生も科学者ということで恰好の批判対象になり
ネットでかき集めた情報の断片を並べ立て
信じられないことに准教授職から追放しようとしている人もいるようです。
どうしていつもこのパターンになるんでしょう。
特定の個人を批判するなら先に書いたことに加え
最低でも松本先生の本をいくつも読むべきだし
松本先生が普段どういう研究をされているかしっかり知るべきでしょう。

時代が変わっても世代が違っても
この国の村八分的な癖はちっとも変わってないということですね。
だから優秀な人たちは海外に出て行ってしまうんですよ。

知り合いの鍼灸師から松本先生のことは研究も含めて何度も話を聞いてることもあって
お人柄もそれなりに知っている私としては応援していきます。

昨日一日、松本先生の身になって考えていたら記事を書く気がしませんでした。
だから更新が遅くなったのです。
だけど今日は気を取り直して、松本先生のためにもやはり書こうと決心したのです。


でもこういった批判、否定は決して悪いことではなく、良い方向に向かう過程だと思ってます。しかも大きく。そういう流れ、時期、転換期だと思う。


松本丈二先生の「ホメオパシー医学への招待」(フレグランスジャーナル社)
を今朝パッと開けたページにこんなことが書かれてました。
(ほぼ書き写しに近いです。)

ホメオパシーでは
患者は独自の性質をもつ個人として扱われ、
患者からある「症状」を切り離して考えることはしない、
「症状」を切り離して考えると効果的な処置ができないばかりか、
科学的、哲学的にも間違いである、
個人というレベルで統合された全体があって
その統合、調和が多少崩れた状態が「症状」となって現れる。


まさしく全体性ですね。
ずっと書いてきた記事からつながってます。
ボーム、フラー、梶川さんからつながってます。
一気に嬉しくなってきました。


グッドタイミングに松本(大瀧)先生の研究発表のニュースが飛び込んできました。
ほんとすごい!

気温低下チョウ紋変化 大瀧准教授、ヤマトシジミで確認 (琉球新報)
『県内にも広く生息するチョウ・ヤマトシジミが温暖化に伴い秋田県から青森県へと生息圏を拡大する中で起きた羽の模様変化に着目し、環境の変化が生物進化を促す鍵になり得ることを、琉球大学理学部の大瀧丈二准教授(分子生理学)らの研究チームが突き止めた。ランダムに異常が現れた中で環境に適応したものが残るという従来の常識から踏み込み、遺伝子の中に進化の基盤がある可能性を示した。大瀧准教授は「環境の変化による生物進化をリアルタイムで研究した世界でもまれな事例」と話している。8月19日に英学術誌「BMC Evolutionary Biology」電子版に論文が掲載された。・・・』



| こころとからだの健康/アーユルヴェーダ/ホメオパシー | 14:08 | comments:10 | trackbacks(-) | TOP↑

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医療を考える(2) ホメオパシー、プラシーボ効果


mayumi写真


奥が深くて難しいといわれるホメオパシーは
学ぶだけでも4年ほどかかるそうです。

ホメオパシーは、プラシーボ効果だという方が多いようですが、
動物や植物、赤ちゃんに効果が出るのは何故なんでしょうか?
どう考えてもプラシーボ効果とは思えません。

昨夜も鍼灸師とこの話がでましたが
さっき偶然にみつけたサイトにもそれが載ってます。

「ホメオパシー」は暗示効果やインチキか?

4.ホメオパシーはプラシーボ効果か? 他
5.ホメオパシーの検証実験、関連実験
7.治癒例


に、松本丈二先生の「ホメオパシー医学への招待」(フレグランスジャーナル社)
が引用されてます、びっくりしました。


私はホメオパシーに関係なく、プラシーボ効果というものは支持します。
体に何の負担も与えずに治るなら、こんな良いことはないでしょうから。
考えれば凄いことですよね、自分で治してるようなものなんだから。

さっき知人から送られてきた日本ホメオパシー振興会の記事です。

<7/31、8/5付 朝日新聞に掲載されたホメオパシー関連の記事について>

日本ホメオパシー振興会の学長のブログ「永松学長のひとりごと
を読むと報道のいい加減さが目に付きますね。


★ララさんのコメントです。
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ご紹介していただきありがとうございます。
私が学んでいるのもクラシカルホメオパシーです。非常に奥が深いです。

西洋医薬のようにこの症状にはこの薬というものではなく、ホメオパシーで用いるレメディはその人の全体像をフィジカル、エモーショナル、メンタルの側面から描き、その時の状況に一番適したレメディとポテンシーと投与期間を選択することが非常に重要です。

また、ホメオパシーで見ていく症状とは、一般的な症状とは異なり、レメディが持つ固有の性質がホメオパシー的症状です。例えば、アガリクスムスカリウスというレメディの特徴はがんに対する恐怖、ピクピク筋肉が動く、痛みが対角線上に現れる等々・・・さまざまな特殊な性質を持っています。

ホメオパシーのレメディは間違った使い方をすると副作用も起こりますし、治療効果も期待できてません。また、決して万能でもありません。ですので扱う場合は深い理解と謙虚さが必要です。また議論する立場の方にも同様に深い理解が必要だと感じています。

| ララ | 2010/09/04 10:30 | URL |

議論が白熱していますね。
私もホメオパシーは今年から学び始めたので、分かる範囲でしか話ができませんのでご了承ください。ホメオパシーのプルービングというのは、西洋医薬の治験とは全くことなるものです。ホメオパシーの理論は、

”健康な人間に投与するとある症状を引き起こす物質は、その症状をもった人を治癒することができる”

というものです。プルービングというのは、レメディを症状を持ったヒトに投与したときに効果があるかどうかを調べるものではなく、レメディが持つ性質を健常人を使って調べるという作業です。現代ではレメディのプルービングは不可能だと思われますが、ハーネマンの時代は実際に多くのヒトを使ってこの作業を行うことができました。ポテンシーを変化させたりしながら、どのような症状が現れてくるのかを長期間観察し一人一人に出た症状を厳密に書きとめ多くのデータをとっていきました。このようにしてレメディの持つ特殊な性質を調べていきました。

これは私が習ったものです。もしご興味があるのであればご自身で本なりネットなりを利用して調べ、ご自身で理解して判断していただきたいです。他人の言うことを決して鵜呑みにはして欲しくないです。それがとても重要なことだと思います。

| ララ | 2010/09/05 00:18 | URL |


| こころとからだの健康/アーユルヴェーダ/ホメオパシー | 00:29 | comments:10 | trackbacks(-) | TOP↑

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