偉大な先行者

写真は湖畔で小さな男の子があげていたカイト。
この写真を男の子にみせると、ニコニコしながら「ありがとう」って。
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多くの方に読んでいただきたいので
梶川泰司さんのもうひとつのブログ『テンセグリティ・プリセッション』より
『グランチについて』を全文転載します。
グランチについて
バックミンスター・フラーは死の数ヶ月前に次の言葉を残している。
「北アメリカ大陸のアメリカ領内にある産業界のあらゆる工場とアメリカの領土、
そして物理的な富の生産能力があって実際に生産するあらゆる企業の九十パーセントは、
スイス銀行にある口座の見えない暗証番号を保有する人間によって
目の届かないところから支配され、冷酷に機能する超国家企業という、
人間には見えない所有物にすでになってしまったかまたはなろうとしている。」
ほとんど何のリスクも負わない資本主義という新たな巨人が、
現在の世界を支配しはじめていることを
バックミンスター・フラーは30年前に予想していた。
その彼が個人に期待し、何をして欲しかったかは、
『クリティカル・パス』(バックミンスター・フラー著 梶川泰司訳 白揚社 2007)
の第6章のデザインサイエンス戦略に凝縮されている。
以上、転載終わり
フラーは凄いですね。
私のモットー、「一人の力は偉大である。」
これをフラーに捧げます。
陰謀論をどんなに叫んでもなくならないのは当然ですが
しかし、だからといって放置はできません。
小さな市民運動で条例化にこぎつけた体験があるので
やり方によっては大きな結果を産み出すと思っています。
ボームとフラーはよく似ていると何度か書きましたが
ボームはフラーより20歳以上若いので
フラーの影響を受けていた可能性がありそうです。
最近、それに気づきました。
フラーやボームのような偉大な先行者、人類の宝ものが
置いてきぼりにされていてはいけないと思うのです。
グランチにとってはフラーもボームも
間違いなく邪魔な存在だったでしょうね。
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