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あいさつ

表紙の写真の作品は、2003年に制作したものです。
尚、当ブログの記事の引用・転載は必ずリンクを貼ってください。


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ソマリアの海にイタリアのマフィアがヨーロッパの核廃棄物、有害物を不法廃棄している。


ざっと訳し、まとめました。全文はリンク先でどうぞ。

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More Illegally Dumped Radioactive Waste Found on Somalia’s Coast

ソマリアの海に大量の放射性廃棄物が数十年も不法投棄されていたのがわかりました。福島から海に流れ出る放射性廃棄物に加え、さらに多くの致命的な大惨事になるかもしれません。

ソマリアの政府がなくなるとすぐに、不審なヨーロッパの船はソマリア沖に現れ始め、海に巨大な樽を廃棄しました。沿岸に住む人びとは病気になり始める。最初、彼らは妙な発疹、吐き気と奇形の赤ちゃんで苦しみました。2005年の津波の後、投棄された樽、数百が打ち上げられました。住民は放射線宿酔を患い始め、300人以上が死にました。

Ould-Abdallah(ソマリアへの国連特使)は言います。「誰かが核物質をここに投棄しています。此処にはなんでもあります。鉛と重金属(例えばカドミウムと水銀)もあります」。それらの多くはヨーロッパの病院や工場までさかのぼることができます。イタリアのマフィアが安価に処分しているようです。同時に他のヨーロッパの船は、最もすばらしい資源のソマリアの海を略奪している。違法なトロール船でマグロ、エビ、ロブスターの3億ドル以上が毎年盗まれている。地元の漁師は飢えています。

中毒ダンピング(高放射性核廃棄物を含む)は脆弱な沿岸の生態系と数万人のソマリア人の生計を破壊しています。モガディシュの沿岸地域の一部の住民は毎日打ち上げられる数百もの死んだ魚をすでに報告しています。

以上。

オーストラリアのヘキサクロロベンゼン(HCB)数千トンを焼却するために
ヨーロッパに運ぶよりも途中のソマリアの海に投棄したほうが
節約できるからとも書かれてますね。
ドイツとデンマークの船会社もね。

スイス、イタリア、ドイツ、デンマーク。。。。

2010年にデンマーク、ノルウェー、スウェーデンの港のスタッフは、
シドニー(オーストラリア)からのHCB廃棄物の3000トンを
船から降ろすことを拒否したともあります。


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ニュース(佐藤栄佐久元福島県知事が翁長知事を支援)


雨の中、読谷まで出かけました。
また後で写真をアップします。

やはり翁長さんが沖縄を留守にすると天気が崩れる。
これからも統計をとってみよう。


辺野古移設阻止へ協力要請 翁長知事が米議員と会談(琉球新報)
『翁長雄志知事は27日(日本時間28日)、訪問中の米ハワイで同州選出のヒロノ上院議員、ガバッド下院議員と相次いで会談し、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設計画の撤回に向けて協力を求めた。・・・』

翁長知事、ハワイ選出議員らと会談 辺野古反対訴える(朝日新聞)

翁長知事 ハワイで議員と会談 計画反対訴え(NHK)

翁長知事訪米対応、国防総省は日本部長(琉球新報)

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佐藤栄佐久元福島県知事「国策捜査に気をつけて!」〈週刊朝日〉
『一部週刊誌では早くも翁長雄志(おながたけし)知事(64)へのバッシングが始まっている。これは“国策”に反発して政府・与党と対決する知事の宿命ともいえる。かつて国の原発政策に異論を唱えた佐藤栄佐久元福島県知事(75)は、2006年に身に覚えのない談合疑惑の追及を受けて辞職後、逮捕された。その佐藤氏が、翁長知事を支援するために立ち上がった。自身の思いをこう語る。・・・私が住む郡山市では、保守・革新のイデオロギーを超えて、辺野古新基地建設阻止を訴える「沖縄・福島連帯する郡山の会」が発足し、私も相談役に就任しました。沖縄県民だけでなく、多くの日本人が翁長知事の行動に注目すれば、不当な圧力を防ぐことにつながります。みなさんで翁長知事を守ってほしい。それが私の願いです。


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辺野古新基地:土砂採取地ごとに届け出 搬入規制へ条例案(沖縄タイムス)
『名護市辺野古沿岸部の埋め立てに使う県外からの土砂の搬入規制条例案で、県議会与党会派は、土砂の採取地ごとに届け出を提出させる制度を導入する方針で最終調整に入った。県議会6月定例会に条例案を提出する。可決されれば、沖縄防衛局は少なくとも7件を超える搬入届を提出し、県側のチェックを受けなければならなくなる。・・・』

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大雨の中、約120人が座り込み シュワブ・ゲート前(琉球新報)

ぺるしゃむ(なな)辺野古座り込みと共に

雨降りの中、早朝抗議のテントの横で 黙々と伐採作業し、時折 ゲート前のみんなを見守る。沖縄の強い先輩。

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朝日新聞那覇総局

【沖縄戦】5月28日@高嶺 沖縄新報の高嶺朝光氏の前に男が現れた。山本憲兵隊長。だが軍服ではない。芭蕉布で織った住民の着物とモンペ。憲兵隊は多くの沖縄人をスパイ視してきた。「その憲兵少佐殿が、私たちに『どこが安全地帯ですか』と聞いたものだから、私たちは、あきれ返り、ついに怒った」



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IT立県向け協議会 技術、営業を強化(琉球新報)
『データセンター関連の県内6事業者は27日までに、共同でサービスの整備、普及、技術の向上を推進することを目的に「アジア沖縄iDC(アイディーシー)協議会」を設立した。データセンターに特化した協議会は県内初で、理事長を比屋根隆レキサス社長が務める。各社のノウハウを結集し、県の進める「おきなわスマートハブ構想」における施策の提言や県外・海外での営業展開を強化し、県のIT産業の発展に貢献する。・・・』

最初の引越しの99年の前年に沖縄のOさんに
沖縄の今後(沖縄にはどういった産業が良いか)を質問された時に
ITに関する仕事、コールセンターを勧めました。
理由は土地を汚さす、同時に沖縄は働く人を癒せるから。
その後予想通りにコールセンターが一気に増えました。
沖縄の人は親切だからコールセンターに向いている。

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http://j.mp/1J2rjSw " target="_blank" title="外国人客消費、初の10万円台 中国人、最多15万円 14年度県調査(琉球新報)">外国人客消費、初の10万円台 中国人、最多15万円 14年度県調査(琉球新報)

県外客7万2613円 4年ぶり回復 14年度県調査(琉球新報)

琉大、新学部を検討 薬学部・獣医学部・醸造学科(琉球新報)
泡盛もあるしね。

「国際通り屋台村」6月19日開業 グランドオリオン跡地に22店舗が出店(琉球新報)


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追い込み漁、漁師に学ぶ 東小中、地元文化を体験(琉球新報)
『東小中学校の児童生徒らが地元漁師らから追い込み漁を学び、捕った魚で料理を作る「海の体験学習」が17日、村宮城区の魚泊海岸であった。東小中は毎年、子どもたちが漁業や自然を学ぶ機会を設け続けており、追い込み漁体験は今年で19回目。地域の文化や自然を伝えようと、同校PTAや地元住民なども力を入れている。・・・』

これは良いな。

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桜坂でモンゴリアンロックバンドHANGGAI見てきた!(知花竜海の音楽凡楽)
知らなかった、見たかった。

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伊波 洋一 (いは よういち)

「米軍基地はもういらいな~辺野古の海を守る人々」インタビュー・ビデオには、辺野古バス引率者の大城さんのインタビューも入っている。公開20日で2000人近くが視聴。沖縄の声を多くの人に知ってもらいたい。 http://youtu.be/zYRhHcaof6w



石田昌隆

ベトナム戦争の時代、山城ヒロジさんが基地の前で「We shall overcome」を歌ったら、柵越しで聴いていた米兵が拍手してくれたエピソードとか、辺野古の漁師で多額の保証金をもらったとはいえ容認の立場になった人が正月にテント1にやってきて刺身を差し入れたシーンとか、

辺野古での工事を阻止するために闘っている人はどういう人たちなのか、辺野古で賛成している人はどういう人なのか、監督の人柄の良さもあり、見事に両側に入り込んで見せてくれました。

さんざん暴力的な対応をしている海保の人たちが、女性が船長の抗議船がスパット台船に近づくことを黙認するところとか、ときたま人間味のある対応をすることが判ったのが救いだった。



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行きたいな。

沖縄タイムス

マニュエル・ルグリとウィーン国立バレエ団ダンサー 沖縄限定プレミアム公演が、7月3・4日に那覇市民会館で開催されます。ヌレエフの「白鳥の湖」、マジリエの「海賊」、プティの「こうもり」など多彩なプログラムで皆様をお待ちしております... http://fb.me/1QAC5R5MY

生まれ変わることがあれば
バレエダンサーになりたいと思ったことがあります。

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仏アレバ、原子炉事業売却へ (日経ビジネス)

「原発上空もドローン禁止」 政府、規制対象に追加検討(朝日)
予定通り。

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http://bit.ly/1LLuMn0 " target="_blank" title="ゆうちょ銀の運用責任者、ゴールドマン前副会長の佐護氏に=関係筋(ロイター)">ゆうちょ銀の運用責任者、ゴールドマン前副会長の佐護氏に=関係筋(ロイター)
怖いな。

理事長は高収入 バター品薄で“ウハウハ”農水官僚天下り組織(日刊ゲンダイ)

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『気象庁は28日、国内で大気中の二酸化炭素(CO2)濃度の観測を続けている3地点中、岩手県大船渡市・綾里(りょうり)と沖縄県・与那国島で2014年の年平均値(速報値)が初めて400ppmを超えたと発表した。』時事

「箱根山」表記、報道も変更を 黒岩知事が呼び掛け(カナロコ)
>黒岩祐治知事は27日の定例会見で、気象庁が火山情報で用いている「箱根山」の表記を「大涌谷周辺」といった表現に変更して報じるよう報道機関に協力を呼び掛けた。

要は箱根を使ってほしくないと言うことでしょ?

『クロマグロなどが大量死した東京都立葛西臨海水族園(江戸川区)で、22日に回遊魚の大型水槽に29匹搬入したスマのうち11匹が死んだことが27日、分かった。同園で解剖したところ、背骨や頭蓋骨の骨折が判明した。スマはクロマグロと同じサバ科。・・・』ヤフー

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『米国防総省の研究所が手違いで炭疽菌(たんそきん)の生きたサンプルを米国内や韓国の研究施設に送付していた問題で、在韓米軍の烏山空軍基地は28日までに声明で、訓練施設で22人がサンプルにさらされた可能性があると述べた。・・・』CNN

*次々と考えますね。

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INYAKU Tomoya 印鑰 智哉

スリランカ新大統領、モンサントのグリホサートの即時禁止を決定! 昨年、前大統領も禁止を決めるが圧力の下、反故にされる。すでに40万人が慢性腎疾患で苦しみ、死者も2万人。待っているわけにいかない。圧力に負けるな! https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1096772597016236&set=a.458373664189469.126763.100000505175335&type=1

米国での反GMO運動がまた1つ勝利。遺伝子組み換えが多く含まれていることで告発されていた粉ミルクのトップメーカーがGMOフリーの粉ミルクを販売することを決定。https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1097858673574295&l=5db48f093c "> https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1097858673574295&l=5db48f093c



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体感メモ


20時前に雨がやみ、月と星がみえる。
その後1時間ほど前から頭に体感。



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早川由紀夫さんのツイログより(箱根


http://twilog.org/HayakawaYukio" target="_blank" title="早川由紀夫">早川由紀夫

きのうは、うさはかせの箱根山噴火確率を朝日新聞がわかりやすく報じたので、その確率がカバーする時間はおおむね1年だと指摘しました。きょうは、噴火のタイプそれぞれがどこまでの範囲にどんな影響を与えるかを考えてみましょう。 https://pic.twitter.com/cjgjJw2PIT

▼水蒸気爆発(火砕流なし)66%
・粘土が強羅に降って1ミリ積もる。
・大涌谷の駐車場に石が落ちる。
死者なし、リスクゼロ https://pic.twitter.com/gUlAWHtbxk

▼水蒸気爆発(火砕流あり)17%
・さほど高温でない火砕流が大涌谷から2キロ下る。
死者1人、リスク0.17 https://pic.twitter.com/nQYVFUfSuj

▼溶岩ドーム・溶岩流 16%
・大涌谷に溶岩が現れる。
・熱雲が仙石原を焼き尽くす。
死者1000人、リスク160 https://pic.twitter.com/dNHLgSGCzi

▼プリニー式軽石噴火 1%
・箱根カルデラ内のどこかに火口が開いて、そこから噴煙が空高く20キロくらいまで上昇して、風下に軽石が降る。火口から3キロまでに石が飛んでくる。火砕流が出て5キロ走る確率3割。
死者1万人、リスク100

▼箱根山噴火の過去最悪ケース。0.03%
・火砕流が出て横浜まで達する。
死者400万人、リスク130 https://pic.twitter.com/HdK6agg0T0

リスク評価の観点からいうと、いま箱根山で人間の命を心配するなら、仙石原が熱雲に焼かれる噴火シナリオを検討するのが費用対効果がもっとも高い。

いっぽう経済の観点からいうと、強羅に粘土が1ミリ積もったときの対策をいまのうちに考えておくことが、この火山危機に際してもっとも効果的だろう。

「強羅に粘土が1ミリ積もったときの対策」とは、積もった粘土をいかに除去するかの方策ではない。そんなものはひと雨降ればなくなる。私がけさ指摘したのは、そうなったときに世間に広がる評判のコントロールだ。いまは、絶対にそうならないの宣伝ばかりをしている。とてもあやうい。

火山噴火というのは、文字通り桁違いに変わる。プロは8桁くらいを同列に考えることができる。1円から1億円までの範囲を同時に考えることができるというとわかりやすいかな。まずは桁だけで考える。細かなことは気にしない。だから発生確率だって桁だけで考える。噴火確率4%と8%は同じとみる。

噴火確率40%と4%と0.4%は、違うとみる。

こういう桁違いを時間と空間で把握できる能力は、科学の手法で通常尊重される厳密とは相いれない。複雑な自然を見たことがないひとは、こういう桁違いを把握できないし、この手法をそもそも理解できない。優秀な科学者の中にも、これに無理解な人がしばしばいる。

うさはかせによる箱根噴火確率4%公表は、こういう世間に一石を投じたものと私は認識する。風当たりが強いだろうとも予測する。

その風当たりは、精密科学どっぷりのひとからと、ごく普通の一般人からの両方向から来る。

ひとくちで言えば、社会がまだ成熟してないのよね。

お客様に満足してもらうために良質のサービスを提供するのがプロだ。火山で生業をたてているなら、ときには命を懸けてそのサービスを維持することもありうるだろう。原発と同じだ。

「大涌谷周辺」の内側は危険。その外側は安全。こう考えているふしがある。それは違う。実際の自然はそういう白黒がはっきりつくものではない。300メートルで危険安全がくっきりと線引きできるのではない。

箱根山は活火山であることを知事も町長も失念してしているのだろうか。レベル1でさえ「活火山であることに留意」なのだが。知事と町長の意見を聞くと、大涌谷周辺の外はまるで活火山でないようだ。

いま箱根大涌谷と無理に限定すると、手ひどいしっぺ返しをくらう可能性がある。

リスク評価はそれなんだが、都合によりそれは後ろに下がってもらってこれを優先すると堂々と言え。

気象庁は神奈川県に屈服したのね。るまらん。何が防災官庁を目指すだ。ろくでもない官庁だ。 https://pic.twitter.com/ilS8Wrmct2

解説情報の毎日発表は箱根山だけ。レベル3の火山でも毎日発表はない。これをもってしても、気象庁が箱根山を特に心配していることがわかる。
http://www.jma.go.jp/jp/volcano/inf.html

地下2キロでM2.8だと、音が聞こえたりするんじゃなかろか。恐怖を感じたりするんじゃなかろか。仙石原の観測点では震度3だったらしいが、震度4くらいで揺れたところがあったんじゃなかろか。

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『日本は法治国家でもなければ民主主義国でもない。』


琉球新報の社説です。

<社説>菅氏工事継続発言 「法治」が聞いてあきれる(琉球新報)

日本は今、法が支配する法治国家でもなければ民主主義国でもない。それどころか、ひょっとすると近代国家でもないのではないか。そう疑わしめる発言である。
 
辺野古の新基地建設計画をめぐり、菅義偉官房長官は、翁長雄志知事が埋め立て承認を取り消しても工事を続ける考えを示した。
 
菅氏はこれまで、建設を強行する根拠として仲井真弘多前知事の承認を強調し、「法治国家として進める」と繰り返してきた。肝心の承認が取り消されれば法的根拠は空白になる。

法的根拠が存在しないのに強行するなら「法治国家」といえるのか。
 
前知事の承認の権限は重視して現知事の取り消しの権限は無視する。今回の菅氏の発言にはそんな姿勢が透けて見える。
 
統治する権力者が恣意(しい)的に独断で権力を行使する。「法の支配」はそんな中世、近世の専制国家に対する反省から生まれた。あらかじめ定めてあるルールを、誰に対しても平等に、公正に適用する。これが「法の支配」の基本原理である。時の政権に都合がよければ重く見て、都合が悪ければ無視するのは、「法治」どころか「人治」そのものだ。「法の支配」が聞いてあきれる。
 
防衛省が大浦湾に投下した数十トンのコンクリートはサンゴを破壊した。県の許可を得たというが、県は錨(いかり)の投下を許可したのであり、巨大なコンクリートが錨といえるかという疑問もある。投下先が許可水域を逸脱した疑いも濃厚だ。その確認のための県の作業停止指示に対し、防衛省は農水省に指示取り消しを申し立て、農相は県の指示を無効とした。政府の申し立てを政府が認める。こんなご都合主義のどこに公正性があるか。
 
近代国家か否かを疑ったのは、現政権が公正性を欠くからだけではない。名護市長選、知事選、衆院選で沖縄は再三、民意を明快に示した。その民意など蹴散らすと言わんばかりの、専制国家と見まがう強権的姿勢だからである。
 
そもそも前知事の承認が何かの根拠になり得るのか。仲井真氏は前回、「県外移設」を公約に掲げ当選した。その人物が突如として県内移設の埋め立てを承認し、承認後の選挙で現職では前代未聞の大差で敗れた。その承認は民主主義的正当性が決定的に欠けている。法治という点でも民主主義の観点からも、新基地建設に正当化の余地はない。



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