きょうの最初はこの前書いたように100%あり得ない出来事からです。
わたしってホント不思議なことがよく起きる。//////////
元「ジュリ(遊女)」だった正子・ロビンズ・サマーズさんがジュリを公にされ、
(ジュリだったことを公にすること自体例がないそうなんですが)
沖縄戦時の「慰安婦」と日本兵らとの共同生活を証言されました。
それを9月初めに紹介しました。
その沖縄タイムスの記事を再掲します。
「ジュリ」が手記 「慰安婦」や兵隊と壕で生活
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/60339

那覇市の辻(つじ)遊郭の元「ジュリ」だった女性が沖縄戦時、「慰安婦」とされたほかの「ジュリ」とともに、首里にあった旧日本軍の第32軍司令部壕に移動し、兵隊らと共同生活をしたと自身の手記で明らかにしていることが1日までに分かった。関係者によると、「ジュリ」の女性本人が司令部壕内にいたと名乗り出るのは初めて。(学芸部・与儀武秀)
当時の状況を明らかにしたのは、米アリゾナ州に住む今帰仁村出身の正子・ロビンズ・サマーズさん(88)=旧姓・新城。
正子さんは1928年、父親の仕事先の大阪で出生後、家族で今帰仁に帰郷。貧困の中、3~4歳で辻遊郭に売られた。沖縄戦の戦禍を逃れ、終戦後は米兵と結婚。52年に渡米し、画家として活動した後、現在は米国に滞在している。発刊に向け準備中の自身の手記で、戦前の辻に身売りされた過去や沖縄戦時の体験をつづっている。
手記では沖縄戦前の44年、「若い女性は軍隊と行動を一緒にする」との命令が出され、「軍部の命令に従わざるを得なかった」として、先輩の「ジュリ」たちとともに辻から浦添へ移動したと説明。自身は将校の接待や踊りに従事し、性の提供は求められなかったが、順番待ちをする兵隊の性の相手をする女性たちを間近に見て「地獄のような状態であったに違いない」と記している。
その後「私達全員が、万が一の場合に備えての補助看護婦としての勉強をさせられた」「性の提供を強制されることはなくなった」としながら、「首里城の麓にある防空壕へ移動した」と記述。印象を「規模の大きさ、照明がついた長い長い通廊、さらに台所、女性用の大きな部屋、沢山の寝台の備った多くの部屋等の設備には、防空壕の中とはとても思えなかった」と書いている。
壕内では「私達女性は全員で20人余りであった」としつつ、「私たちの部屋は閉鎖され将校用の宿舎に変えられてしまった」と共同生活の様子を述べている。
「ジュリ」は、辻などの遊郭で要人らをもてなす女性として従事していた。
その正子さんが23日に米アリゾナ州ユマの自宅で亡くなられました。これもブログで記事にしました。
この前の日曜日の夕方、
時間があまったのでジュンク堂の4階にあるダイソーに寄って
ビニール袋を買ってレジをすませ、カウンターに荷物を整理し、
帰ろうとしたら、そばにあるコピー機でコピーされていた男性と目が合い
声を掛けられ、コピーをいただくことに。
沖縄タイムス連載の正子・ロビンズ・サマーズさんの記事だったからです。
ブログで取り上げていたとこだし、正子さんが亡くなられたあとだったので
この偶然の出会いにすでに驚きなんですが、
なんとこの方は正子・ロビンズ・サマーズさんの親せきの方でした。とても感じの良い方で、しばらくお話しました。
「実行委員になりませんんか」とお誘いいただいたけれど
忙しくてちょっと無理なのでお断りしましたが、連絡先交換はしました。
共時性が頻繁におきる私でもこの出会いにはびっくりでした。
どう考えてもこんなことは絶対起きるはずないもの。
いただいたコピーがこれ。







お別れした後、まだ時間があったので
お茶しながらいただいたコピーを読みました。
紙面の文章はネットとは違うので伝わってくるものが全然違う。
涙があふれてしかたなかった。
有名な牛島司令官にも「ジュリ」が付き添っていたんですね。
正子さんが姉さんと慕うジュリも石部隊のU参謀長専属で付いていたとあります。
10代の女性がT将校の相手をさせられていて、
若すぎる女性を気遣った正子さんが男性に会うのを止めるように忠告すると
それが将校の耳に伝わって、将校に銃を突き付けられ、撃つと脅されたそうです。
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こちらは今日の記事です。
正子さんの証言により、首里の旧日本軍の第32軍司令部壕の慰安婦の存在が
明らかになったので、当然、県が削除した文面の復活要請。
■32軍壕「慰安婦」文言復活を 沖縄タイムスの報道受け識者ら要請(沖縄タイムス)
https://goo.gl/8mWVcz 『県が4年前に設置した第32軍司令部壕(那覇市首里)の説明板から「慰安婦」「日本軍による住民虐殺」の文言が削除された件で、同壕説明板設置検討委員会の元委員長・池田榮史琉大教授ら元委員3人は26日、担当する子ども生活福祉部を訪ね、
文言の復活と検討委員会を改めて開催し再検証することを求めた。・・・』
■32軍壕説明板削除再検証を 元検討委員らが県に要望書提出(琉球新報)
http://j.mp/2cOSdjH 県の説明版から削除したのは2012年とあるから
仲井真前知事ですね。
正子さんは世界のウチナーンチュ大会に参加を希望されていのですが
当時、ガンを患っていらっしゃったのでそれは叶わず、
その代わり、絵が沖縄にやってくることになり
10月25~31日までタイムスホールで絵画展が開催されます。

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17号が南に居るから蒸し暑い。今度の18号は沖縄本島にくるかどうか。
熱帯低気圧、あす台風18号に発達か 17号暴風警報解除へ(琉球新報)
http://j.mp/2cRR5vH 台風続き農家ため息 八重山 避難所開設、休校へ(琉球新報)
http://j.mp/2cQB5dr///////////
昨夜、「平成維新クーデターが完了間近?」って書いたら
安倍首相が「北部着陸帯、年内に完了」だって。
クーデター、年内完了?首相「北部着陸帯、年内に完了」 所信表明で負担減強調(琉球新報)
http://j.mp/2cQBz3d 
N1に砂利24台分、重機3台を搬入 高江、H地区で阻止行動へ(琉球新報)
http://j.mp/2dfIp61 「俺たちにも生活ある」 ヘリパッド作業員、市民の車に乗り込み溝に落とす(沖縄タイムス)
https://goo.gl/eQ4m23 *あえて内容は書きませんが、別の意図があると思います。
県議会、ハリアー墜落に抗議 全会一致で外来機制限要求
http://j.mp/2dfvJfn 10月30日を「ウチナーンチュの日」に制定 県議会で翁長知事答弁(琉球新報)
http://j.mp/2cRkeqW 
ゆいレールで空襲と復興学ぼう 10月10日に企画列車(琉球新報)
http://j.mp/2dfz3Ht

那覇港の乗降客100万人突破 クルーズ船増で伸長 貨物も過去最高(琉球新報)
http://j.mp/2cQD4hK『那覇港管理組合が26日までにまとめた那覇港の統計(速報値)によると、2015年に入港した船舶の総トン数は前年比19・1%増の2887万4千トンと過去最高を記録した。乗降人員は27・0%増の104万8258人で、初めて100万人を突破し、大型クルーズ船の寄港増が旅客利用を大きく押し上げた。物流面でも貨物取扱量が前年比6・2%増の1095万7千トンと過去最高を記録した。15年の那覇港への入港船舶数は10・7%増の8750隻だった。このうち外国航路船は622隻(21・5%増)で1485万2千トン(40・1%増)、内国航路船は8128隻(9・9%増)で1402万2千トン(2・8%増)となり、入港船舶の総トン数で外航と内航が初めて逆転した。・・・』
中国人観光客であふれる? 国慶節の来沖倍増 個人客の予約好調(琉球新報)
http://j.mp/2dfzfGs『10月1日から始まる中国の大型連休「国慶節」期間中、沖縄を訪れる中国人客数は前年同期を上回る見込みだ。期間中に大型クルーズ船2隻で5千人超の中国人客が来沖するほか、県内旅行社によると、個人客が昨年と比べ倍増した。県内大手ホテルのかりゆしは、期間中の中国人客の予約率が前年同期比で2~3割増と好調に推移している。・・・』
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28日、斎場御嶽近くの南城市知念で不発弾処理 交通規制でバス7本が運休(沖縄タイムス)
https://goo.gl/3PjTaA 
10円駄菓子にマンガ、絵本…沖縄、子どもの居場所づくり最前線(沖縄タイムス)
https://goo.gl/djO9x6 沖縄の漆文化、ウェブで発信 企業や工芸家、大学など連携(琉球新報)
http://j.mp/2cQAAAk*これはいいですね。
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伊波さん、積極的に行動されてて頼もしいです。
伊波 洋一 (いは よういち)
参議院で「沖縄の風」が着実に歩み始めている。23日の野党代表者会議に糸数慶子代表が参加し、野党幹事長会議に私が幹事長として参加した。26日は、民進党の蓮舫代表、野田幹事長、細野・江田両代表代行が「沖縄の風」会派室に挨拶で訪れた。

27、28日は首相の所信表明へ代表質問。27日夕に構想日本主催の「参院当選議員に聞く」に参加する。沖縄では選挙区選出の与党議員が一人もいなくて衆院1~4区、参院2人の6名とも野党議員であることや辺野古・高江の状況なども話したい。参加者の多くは、沖縄のことを知らないだろう。

9月28日の夕は、BSスカパー(Ch.241)のニュースザップに出演する。アーサー・ビナードさんの担当日でCNNやBBCのニュース解説の合間にゲストとして3回発言の機会があるようだ。高江・辺野古の沖縄基地問題や米軍戦略での日本・沖縄の位置付けなど。17時55分~20時まで。
10月2日(日曜)には午後1時半の開始で水道橋・全水道会館で村岡到氏・日本針路研究所主催による講演会「沖縄の声を受け止めよう」で「沖縄人の願い」の題で講演。孫崎享氏が「対米従属の要から脱却を」の題で講演。皆さんご参加下さい。

来週10月6日(木)「伊波洋一&学生たちと考える−沖縄・辺野古・高江」が明治大駿河台キャンパス・グローバルフロント1階多目的室で開かれる。沖縄出身を含む学生たちがこれまで3回開催。今回が第4回目、多くの皆様の御参加を呼びかけます。
