11月11日の朝、謎の地震が世界を駆け巡る。その時間20分

謎の地震が世界を駆け巡る、20分超継続、原因不明
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/120400530/
「11月11日の朝、世界時(UT)で9:30になる直前に、謎の地震が世界を駆け巡った。その地震は、アフリカ大陸の東海岸とマダガスカルの北端とに挟まれる、仏領マヨット島の24キロメートルほど沖で発生した。震動はザンビア、ケニア、エチオピアといったアフリカ諸国のみならず、チリ、ニュージーランド、カナダ、そして1万8000キロメートル近くも離れたハワイにまで到達した。加えて、地震は20分以上続いた。にもかかわらず、揺れを感じた人間は誰もいなかったようなのだ。 異変に気づいたのは、米国地質調査所のリアルタイム地震観測モニターを見ていた、ある人物だった。ハンドルネーム「@matarikipax」という地震マニアが、この奇妙なジグザグの波形の画像をツイッターにアップロードした。このちょっとした行動は、世界中の研究者たちが震動の原因を探ろうとするという、別の波紋を広げた。隕石が衝突したのか? 海底火山の噴火なのか? 海の底から古代の怪物が現れたのか?「似たものは今までに見たことがありません」と、米国コロンビア大学の地震学者で珍しい地震を専門とするヨラン・エクストローム氏は話す。 ・・・」
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南大西洋でM7.1

北アルプス・焼岳で4日から地震相次ぐ 11月中旬から発生の地震とは“別の場所”が震源
http://ur0.link/Onxc
北海道地震、液状化2900カ所超 厚真や札幌など15市町
http://ur0.link/Onx1
冬の異変、都内でセミが羽化 公園職員もびっくり
http://ur0.link/OnuX
大分・宇佐 モクズガニが激減 郷土料理に影響も
http://ur0.link/OnuZ
「漁期には1日50キロはとれていた駅館川のモクズガニは、最近は2キロ前後しかとれず、不漁が続いている。」
スルメイカ19年も資源回復せず 「崩壊寸前」専門家に危機感
http://ur0.link/Onx4
イワシ水揚げ24年ぶり4万トン突破/八戸港
http://ur0.link/Onx6
サバ大漁、一気に4600トン/八戸港 サバ缶製造業者喜ぶ 昨年総水揚げの1割超
http://ur0.link/Onxa
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備讃瀬戸にクジラ ― 香川県小豆島/宏観亭見聞録
http://macroanomaly.blogspot.com/2018/12/blog-post_11.html
富士山の奇妙な積雪 ― 静岡県/宏観亭見聞録
http://macroanomaly.blogspot.com/2018/12/blog-post_40.html
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メキシコ首都近郊のポポカテペト火山が噴火
http://www.afpbb.com/articles/-/3200240

イエローストーンの間欠泉が「異常」噴出 (続報-27)/宏観亭見聞録
http://macroanomaly.blogspot.com/2018/12/27.html
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イランの首都・テヘランが地下水の汲み上げで
毎年25センチ沈んでいるニュースをアップしたばかりですが、
融雪のための地下水の汲み上げで約15cm沈下。
地下水の汲み上げって
かなり大きなダメージを与えるんですね。
地震を誘発しないとは言い切れない。
hacchan9642 @hacchan9642
電子基準点、新潟県小千谷の12月9日までの上下変動、速報解。9日から融雪のための地下水汲み上げが始まったようだ。この観測点の冬期の変動については地理院のサイトにも説明がある。
http://www.gsi.go.jp/kanshi/kentou_chikasui.html …
(見かけではなく本当の地盤沈下だが地震など誘発しないのでご安心を)
上川瀬名 @Yokohama_Geo
新潟県での融雪のための地下水の汲み上げ、約15cmも沈下するってすごいな…。地震は起きないでしょうけど、これまでにも地盤沈下で建物の基礎が破壊されたりの問題があったようですね。
電子基準点「小千谷」、「栃尾」、「松之山」の時系列図/国土地理院
http://www.gsi.go.jp/kanshi/kentou_chikasui.html …
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津波は地滑りが原因だと言われていましたが、
調査で海底に大きな沈下が見られるそうです。
ただ海中で複数の土砂崩れがあったというデータもあるそうで、
これもまた津波発生の要因だったかもしれないということで、
はっきりとした理由はわからない。


インドネシア津波 「驚きの発見」で仕組み解明へ
https://www.bbc.com/japanese/46516465
「スラウェシ島での地震は、地面が水平方向に動く横ずれ断層運動によって発生した。横ずれ断層運動は通常、大きな津波との関連は指摘されない。しかし、この地震では大きな津波が発生した。主な津波は2度起き、より大きかった2度目の津波は海岸から400メートルの地点まで到達した。インドネシア技術評価応用庁(BPPT)のウドレク・アル・ハニフ氏は大会で、地震発生から津波の到達まで3分もかからなかったことから、津波の発生源は街に非常に近いところだったと指摘した。」
「アル・ハニフ氏所属の調査チームは、パルのある狭い入り江の水深を測量した地図から、答えを得ようとしている。まだデータを解析している最中だが、この入り江の大半の海底が地震によって陥没した形跡があるという。海底陥没と北側地殻の急激な動きが合わさり、津波を発生させたのだろうとアル・ハニフ氏はみている。アル・ハニフ氏はBBCニュースに対し、「地震前後の水深測量データを重ねたとき、入り江のほぼ全ての海底が沈んでいた。このデータからは、北側の動きも観察できる。なので実際、この場所では水平方向と垂直方向の移動があったといえる」と説明した。
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上川瀬名 @Yokohama_Geo
「気象庁が火山に弱い理由」を、今朝の読売新聞「サイエンス・オピニオン」が指摘。気象庁職員のうち、火山学の博士号を持つ方は10人だけ、うち7人はつくば勤務。アメリカUSGSは火山部局の職員9割以上が修士以上で博士は53人、その大半が観測所勤務。イタリアのINGVも60人以上の博士が勤務、とのこと。
F. IKGM🌋 @geoign
https://www.usgs.gov/connect/staff-profiles … を検索するとUSGSには3000人以上の研究者・技術員がいて、少なくとも325人がPh.D.持ち(非明記がいるのでもっと多いはず)。地質調査所なので火山学の隣接分野のプロもかなり多い。キラウェアの噴火対応は、そういった人たちも専門分野に応じて応援に加わっていたりした。
それから地球科学的な現象による災害は突発的かつ複合的になりがちで、対応するためには有事の動員力と平時の裾野の広さが必要。USGSは気象以外の現象に関してそれを実践した組織と言えると思う。これはお金を積めば明日にでも手に入れることができるといった性質のものではない。育てないと。
上川瀬名 @Yokohama_Geo
USGSは、生物学のPh.Dも多いのだなあ。U.S.「Geological」Surveyと言いながら、野生動物や生態系の保護も非常に大きな一分野なんですねえ。
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全員女性の「溶岩ハンター」(Bloomberg)
http://ur0.link/Onxe
| 地震・火山・体感メモ | 22:51 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑