サンゴは埋め立て区域からは移植されていなかった。防衛省の資料で判明
日仏共同テレビ局France10及川健二 @esperanto2600
アベ首相がNHKの党首インタビューで辺野古のサンゴを移植したという発言、玉木雄一郎さんが関係官庁に照会したところ、回答拒否とのこと。 回答できないという文書を出すことも拒否されたとのこと。
玉木雄一郎 @tamakiyuichiro
防衛省から資料が出てきました。サンゴは、今回、埋め立てが始まった区域(埋立区域②-1)からは、移植されていませんでした。1群体は、まだ埋め立てが始まっていない埋立区域②から、残りの8群体は、キャンプシュワブの北側海域(大浦湾側)からでした。
そのうちの2群体はとっくに死んでいます。
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毎日新聞がしっかり書いてくれている。他の新聞も続け。
安倍首相のサンゴ移植発言が波紋 政府、打ち消しに懸命
https://mainichi.jp/articles/20190110/k00/00m/010/220000c
「米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画を巡って、安倍晋三首相が6日のNHK番組で「土砂の投入にあたって、あそこのサンゴは移している」と述べたことが波紋を広げている。実際に防衛省沖縄防衛局が移植したのは土砂投入区域外の一部のサンゴ。首相による「印象操作」と受け取られかねない発言だけに、政府は打ち消しに懸命だ。 ・・・沖縄県水産課などによると、埋め立て予定海域全体では約7万4000群体のサンゴの移植が必要。このうち県が許可して沖縄防衛局が移植したのは絶滅危惧種のオキナワハマサンゴ9群体だけで、いずれも今回の土砂投入区域にあったサンゴではないという。沖縄防衛局は昨年12月、土砂投入が始まっていない埋め立て予定海域の約3万9600群体の移植許可を申請したが、県は許可していない。沖縄防衛局が移植対象にしたのは直径1メートル以上のサンゴと一部の希少サンゴ。県は「移植対象や移植先の選定が不適切」と指摘し、環境保全措置の不備を埋め立て承認撤回の理由に挙げた。玉城デニー知事はツイッターで首相の発言を「現実はそうなっていない」と批判した。 土砂投入区域には沖縄防衛局の移植対象になるサンゴはなく、「あそこのサンゴ」という首相の発言は正確性を欠く。国民民主党の玉木雄一郎代表は「首相がいかなる根拠と事実に基づいて発言したか明らかにしていきたい」と語る。菅義偉官房長官は10日の記者会見で「辺野古側の埋め立て区域に生息していた移植対象のサンゴはすべて移植しており、環境保全措置にも最大限配慮しながら対応している。(首相は)そういう趣旨の発言をされたのだろう」と苦しい説明に追われた。サンゴの生態に詳しい東京経済大の大久保奈弥准教授は「サンゴを移植しても長期生存率は低い。環境保全措置としては不十分だ」と政府の対応を疑問視している。」
| 沖縄 | 23:56 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑