身中祓詞
私の好きな祝詞「身中祓詞」を書き写してみました。

身中祓詞(みなかのはらひのことば)
天照坐皇大神(あまてらしますすめおほみかみ)の宣(のたまは)く
人は則(すなはち)天下(あめがした)の神物(みたまもの)なり
須(すべか)らく静まることを掌(つかさど)るべし
心は則ち神と明(かみ)との本(もと)の主たり
わが心神(たましい)を傷ましむることなかれ
是(こ)の故に
目に諸(もろもろ)の不浄(けがれ)を見て心に諸の不浄を見ず
耳に諸の不浄を聞きて心に諸の不浄を聞かず
鼻に諸の不浄を嗅ぎて心に諸の不浄を嗅がず
口に諸の不浄を言ひて心に諸の不浄を言はず
身に諸の不浄を触れて心に諸の不浄を触れず
意に諸の不浄を思ひて心に諸の不浄を想はず
此時(このとき)に清く潔よきことあり
諸の法(のり)は影と像(かたち)の如し
清く浄(きよ)ければ仮にも穢るることなし
説(こと)を取らば得べからず皆花よりぞ木(こ)の実とは生る
我身は則ち六根清浄(むつのねきよらか)なり
六根清浄なるが故に我が身中主(みなかぬし)安らかなり
我が身中主安らかなるが故に天地(あめつち)の神と同根(おなじ)なり
天地の神と同根なるが故に萬生(よろづ)の霊(みたま)と同体(ひとつ)なり
萬物(よろづ)の霊と同体なるが故に為すところ願ひとして成就(なら)ずといふことなし
- 関連記事
| 未分類 | 20:39 | comments:12 | trackbacks:0 | TOP↑
私も好きな祝詞です。ありがとうございます。
今は亡き祖父がよく「ロッコンショウジョウ」と唱えていたのを、
子供の頃に聞いた記憶があります。
その頃はどんな意味か判らずにいましたが、また出会って読んでみると
良い祝詞ですよね。行く道を照らす灯台みたいだと、私の感想です。
祖父の「ロッコンショウジョウ」は力強い響きでしたが、
「むつのねきよらか」と読むと柔らかいですね。女性にはこっちの方がいいかも・・
祖父の家からは特大の富士山が見えるんですよ。
あっ、大きいサイズの富士山が見たくなってきました。
| 美丘 | 2008/10/25 21:59 | URL | ≫ EDIT