悪魔のバナナ「スミフル」を食べてはいけない
フィリピンのバナナプランテーションの日本商社の悪質さは
当初から知っていたし、いろんな形で伝えてきましたが、
全く改善されていないことに驚きを覚えています。
奴隷労働はもちろんのこと、
住民が生活する頭上すれすれを、
子供たちの頭上すれすれを、
飛行機で農薬を撒いている。
プランテーションの労働者が食事している最中にも
その頭上に農薬を撒くのです。
大地も水も汚染され、
栽培している野菜にも農薬が降り注ぐ。
胃腸疾患が多発、
多くの子供は皮膚病で苦しんでいる。
住民は病気で苦しんでいる。
空中散布を受け入れる署名は誰もしていないし、
やめてくれと言っても聞き入れられない。
空中散布の相談もなかった。
ある日会議が招集され、会議に出ないと
5年間の土地リース代を受け取れないと言われて
出席したら、それが空中散布に同意した証拠にされたと。
「バナナ農園では、親が土地をバナナ栽培用に契約し、再契約をさせてもらえずに子どもにそのまま受け継がれてしまう深刻なケースがあり、それは23年間、納品単価の据置きを可能にするもの。自分の土地について「介入契約」を結ばされた男性は多額の借金を抱えています。その衝撃的な「介入契約」とは、10年間の契約が切れた後、バナナ農園の運営をスミフルが担うという名目上、スミフルに対し、年間1ヘクタールあたり約73,500円を支払う必要があるという再契約を結ばされたというもの。さらに、その契約書のコピーは手渡されることはなく、当初の契約内容も、現在の契約内容も、スミフルのみぞ知るところで、彼らには確認する術がないのです。現在その男性は約105万円の借金があると言います。この地域の最低賃金が1日365ペソ(約767円)であることを考えると、とても払える額ではない。
毎日23時間、身体がボロボロになるまで働かされたという労働者の証言。2014年から施行された『圧縮労働週間制度』が悪用されている実態も明らかになりました。それは週に6日48時間働く代わりに、週に3日36時間ないし4日で48時間働くというもので、そうすると1日12時間までが日払い(365ペソ=約767円)となり、残業代(1時間あたり52ペソ=約109円)は12時間労働した後に払われるというものです。つまり、同じ賃金(365ペソ)でも1日の労働時間を4時間長く設定できるので、事業者からすると支払いを抑えることができる=従業員は同じ時間を働いているのにもかかわらず収入が減ります。結果として、労働者たちは以前4時間分の残業を得ていた分を、追加で残業しなければ生活できないので、1日20時間以上も働くことになってしまうのです。(住友商事・スミフルは今すぐ対応を!血に染まるバナナ―現場からの緊急報告より引用、要約)」
どうです?
外国人技能実習生の奴隷労働と似ていませんか。
日本の暴力団と、官邸と全く同じですよね。
この国が得意とする構造です。
全文はリンク先でどうぞ。
住友商事・スミフルは今すぐ対応を!血に染まるバナナ―現場からの緊急報告
https://foejapan.wordpress.com/2019/01/09/sumifrubanana/
「庶民の食べ物として広く流通するバナナ。日本のコンビニやスーパーなどで見ないことはありません。日本におけるバナナの購入数量は生鮮菓物のなかで2004年以降、みかんを抜き、13年連続1位。その需要の高さが伺えます。その日本のバナナのうち、金額・数量をそれぞれ85%、83%占めるのがフィリピン産[1]。そして、国内販売量No.1を謳(うた)うスミフル(旧住友フルーツ)は、大手金融機関による投融資も受け、住友商事が株を49%保有しています。しかし、スミフルが事業を展開するフィリピンのバナナ農園を巡って、農薬による野菜・環境の被害や深刻な健康被害が告発されてきました。フィリピンにおけるバナナプランテーションへの批判の歴史は日本では長く、故・鶴見良行氏の『バナナと日本人』(1982年、岩波新書)に始まります。しかし、問題は残念ながら解決されていません。今、正当な権利を勝ち取ろうと声をあげるバナナプランテーションの労働者を狙い、軍や警察、私兵などによる脅迫・暴力行為が起き、銃撃・放火事件も相次ぐなか、死傷者が出るなど深刻な事態となっています。 その深刻な人権侵害の状況把握と背景を調査するため、12月にフィリピンのミンダナオ島コンポステラ・バレー州をPARC(アジア太平洋資料センター)と訪問しました。・・・」
全文はリンク先でどうぞ。引用部分を追加しました。
「スミフル」バナナはいいバナナ?
~日系バナナ企業による生産現場の真実~
https://www.e-banana.info/sumifru
NAMASUFA労働者らの労働環境
・労働時間は長いときには一日23時間
・圧縮労働週間制度の適用
・薬品から体を守る防具は自腹で
・問題を訴えられない監査
・ギリギリ最低賃金だけど、生きてはいけない
農地収奪
独占栽培契約書から明らかになった「契約農家」の真実―。
<読めない契約書>
英語はフィリピンの公用語の一つですが、フィリピン人農家の多くは十分に読み書きできません。もう一つの公用語であるタガログ語であれば読み書きできますが、英語では内容を十分に理解することができません。にも関わらず、農地に関する契約書は必ずと言っていいほど英語で書かれています。
<期間の定めのない契約!?>
農地のリースや独占栽培契約を結んだ現地住民からは「5年と聞いていたからサインしたのに、あとから20年だと言われた」といった証言が後を絶ちません。実際に農家が受け取った契約書の写しを見てみると、契約期間のところが空白になっています。農家が受け取っているものは写しに過ぎず、会社側が保有している原本にはあとから日付けや期間を変えてしまうことができるのです。
<辞められない・止められない>
契約期間が締結時に定められていないだけでなく、契約書には農家の側が契約を解除する権利は明確に書かれていません。でも、会社側が辞めるための手続きについてははっきりと書いてあります。会社都合ではいつでも契約を辞められるけど、農家の側は選択肢がありません。
<塩梅は企業の思うままに>
契約農家となってバナナを生産する農家は、作ったバナナをすべて「スミフル」に納品します。その際の買い取り価格は契約書で定められており、何年の契約であっても容易に変更することはできません。一方で、バナナの生産に必要な肥料や農薬、農具一式はすべて「スミフル」から買うことになっています。多くの場合、買い取り価格は据え置きなのに、農薬の価格はどんどん上がっていきます。バナナ1房あたりの農家の利益分は「スミフル」に握られているのです。
そのうえ、生産量調整のために、一日当たりに納品できるバナナの量は「スミフル」が決定します。1房あたりの利益が減っても、たくさん売ることで収入を確保することさえできません。農家の財布に入る金額は全方位から「スミフル」に決められているのです。
そして収入は決して家族が満足に暮らしていけるような額ではありません。
<「介入」という名の「収奪」>
収入が少なくても契約が農家の側からは解除できないので、契約農家はバナナを作り続けなければなりません。しかし、病気になったり、怪我をしたり、あるいは仕事に耐えられなくなってストライキをしたりとバナナ生産に支障が生じた場合、「スミフル」は農地に対する「介入」を行なう権利を持ちます。これは農家が栽培できない・しないのを理由に「スミフル」が農家を無視して自分たちで栽培をつづけられる契約へと契約変更するものです。この介入契約が発動すると、土地の利用権は「スミフル」のものになるので、農家は自分の土地なのに自由に使うことができません。事実上土地を奪われてしまうのです。
農薬飛散による健康被害
大地に降り注ぐ『毒の雨』
https://www.youtube.com/watch?v=d_24-TUKkdA
INYAKU Tomoya 印鑰 智哉 @tomo_nada
甘熟王などスミフル(Sumifru)のバナナは買ってはいけない。今なお戒厳令のフィリピン、ミンダナオ島で農民が殺害される事件も起きている。スミフルは団体交渉を拒否し、長年、労働者の要求を拒絶、労働者たちは政府に介入を求めてキャンプで年を越すという。 https://www.facebook.com/InyakuTomoya/posts/2992387410788069 …
甘熟王などを販売する日本企業(住友商事子会社)スミフルが操業するミンダナオの村で何が起きているか? POISON RAINに日本語字幕付けました。スミフルのバナナをスーパーで見たらこのビデオを思い出してください。
毒の雨
https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=d_24-TUKkdA
FoE Japan @FoEJapan
現地調査報告会:フィリピン・バナナ生産の真実
住友商事系バナナブランド 「スミフル」労働者らが直面する人権侵害 ~偽装請負、銃撃、放火、そして900名一斉解雇
@parc_jp
http://www.parc-jp.org/freeschool/event/190115.html …
1月15日(火)に現地調査報告会が東京で開催されます。
現地調査報告会:フィリピン・バナナ生産の真実
http://www.parc-jp.org/freeschool/event/190115.html
| ニュース | 16:27 | comments:1 | trackbacks(-) | TOP↑
はじめまして。
昨日〈バナナジュース〉が流行になっているのを知り、以前 気になりブックマークしてあった
こちらの記事を思い出し、投稿を。
>奴隷労働はもちろんのこと、
住民が生活する頭上すれすれを、
子供たちの頭上すれすれを、
飛行機で農薬を撒いている。
農薬散布・農薬使用を根絶しなければなりませんね。
| fu-ko | 2020/08/10 12:52 | URL |