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あいさつ

表紙の写真の作品は、2003年に制作したものです。
尚、当ブログの記事の引用・転載は必ずリンクを貼ってください。


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「伝言236」


首里の放火になぞらえて
辿るは幾千年の歴史
ともし火に照らした幾多の人々の行方
そこにはないと知りつつ
そこにも人々は生きるしかないのである
光と影に照らされて闇にうごめく虫のように
地下を這いずり回り
はたまた地上に駆け上がろうとする
幾千年を経たものと生き写しのようで違う
人々はそれを知りながらも
それでも行方を照らす
各々の進む道を照らすかのように
それは音を立ててやってくる
ぬかるみ、這いずりつづけたものにも
少しのイノチのシルシと生き霊のシルシ
トウカイ無くては始まらぬこともある
ひとつひとつ磨きをかけて
照らし出す夜の太陽
そこに持ってくるよう
我は申しつけた
あの人の声が聞こえる
この人の声がささやく
見よう見まねで人間のありさまを
真似ようとそれは記録されている
故に火を放ち、振り回す
花火の打ち上げとはこのことよ
水の次にヒが来て
イシになる
みかづくもの
いのちあれ
旗を揚げよ
天まで届く旗を揚げよ
ときところ間違わぬうよう
しかと申し伝えおく

あおによし
花によし
咲けば咲くほどよう

2019年10月31日(木) 19:38


「花火の打ち上げとはこのことよ」ですが、
伝言233」の出だしのこの箇所が
首里城の火災を意味しているようです。

「雨よ降れ
雨よ降れ
命乞いするまで
雨よ降れ
花火の打ち上げに
間に合うように
雨よ降れ」

確かに昨夜大雨が降ったら
火事はすぐ鎮火したでしょうね。

伝言を読み返すと「放火」は「砲火」も有りかなとも
考えたのですが、余計なことはせずにそのままにしました。

最後の「咲けば咲くほどよう」ですが、
「咲けば咲くほどよし」だと思ったのですが、
ノートのままにしました。


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