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あいさつ

表紙の写真の作品は、2003年に制作したものです。
尚、当ブログの記事の引用・転載は必ずリンクを貼ってください。


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足りないからいい


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甲田光雄先生の元患者さんの本を借りて読んだ。
森美智代さんが書かれた「食べること、やめました」という本。
タイトルがいいな。
昔から体に興味があるから体に関する本はつい読んでしまう。

森さんは以前、ロシア?で砂を食べて生きている女性と共にテレビで見かけた方。
当時青汁だけで8年元気に健康に生きている女性だったけれど
あれから5年過ぎてもう13年になるんだ、検査でどこも異常なし、一日青汁一杯だけ。
断食と小食で体の仕組みが通常の人間とは変わってしまうみたいなんです。
本来なら捨てるものもどんどん活用するようになるようです。
ロシアの女性も腸内細菌が全然違っていた。
本来のハタラキをフル活用するのかも知れないな。

第四章にこんな見出しがあります。
・人間離れした牛のような腸
・捨てるはずのものをとことん利用する細菌
・アンモニアから作られる尿素も再利用
・飢餓状態で現れる尿中のケトン体が「強陽性」
・基礎代謝量は同年代の女性のマイナス43%
・免疫力を示すインターフェロンaが普通の四倍以上
・三大栄養素・エネルギーの摂取量はほとんどゼロ
・「現代栄養学的には説明できません」

この見出しだけでもびっくりでしょう。
森さんの写真を拝見するとふっくらしすぎるほどふっくらで
ご本人はこれ以上ダイエットは出来ないと笑っておられます。
しかもその後、鍼灸の免許を取得し、鍼灸師をされている。
そして不思議な力もついてこられたようです。

森さんは脊髄小脳変性症という国が認定する難病にかかられ
以前からの知り合いの甲田先生にお願いしようということで始められました。
甲田先生のことは昔、朝日新聞の連載で知りとても驚いて
その後本を何冊か読んだし、ブログでも書きました。
もしも私に何か起きれば甲田先生のところで治してもらおうと思っていた。
だから母にも一度甲田先生のところへ行かせたことがある。
待合室で一緒になった女性の肌がとてもきれいで驚いたと母は言っていた。
でも最近、お亡くなりになったようで残念です。
長生きして欲しい方ばかりが亡くなられる。
(もちろん健康で長生きという意味。)
河合さんも甲田先生も先駆者の大変さ、現場の大変さがかなりあったと思う。

甲田先生の考え方は「16年ぶりに食の見直し」で紹介した
『間違いだらけの健康常識』の浅井さんともまったく違う考え。
浅井さんは玄米は駄目、生食も駄目という考えで、甲田先生は玄米、生食で真逆。
一致しているのは小食のみ。
小食といっても甲田先生は超小食だけどね。

昔は腹八分、そして腹七分、最近は腹六分ともいわれます。
90年代に医師などが書いた小食の本を何冊か読んだことがあるけれど、
子供の頃から病弱だったお医者さんがどうやっても健康にならなくて
ついに気がついたのが小食。これで健康になったという内容です。

歯の噛み合わせを良くすると全身の歪みが修正され健康になる。
食べものをよく噛めば噛むほどいい、健康になる。
これは最近ではある意味、常識です。
私もこの数年、骨格が全体に及ぼす影響について多少勉強もした。

でもね、青汁はまったく噛まないでしょ。
なのに健康体。
かみ合わせや骨格は何処へ行っちゃったんだろう。
不思議だね。

人間の身体は、やっぱり、神秘だ。
昔から人間の体ほど神秘なものはないと思っているけれど
それにしても神秘だね。

わからないことはわからないで置いておいていいと思う。
科学では全ては証明はできないし、
第一、科学は完成されたものじゃないからね、出来なくて当然だし、
科学で無理に証明しようとすると大切なものを見失う。


何度か書いたことだけど
何にでもいえることだけど、足りないくらいが本来のハタラキをすると思うの。
イラスト・エッセイ本「目の前の贈りもの」でも
「いきづまるのおはなし」というタイトルで同じようなことを書いたよね。


少し前にこんな記事をみつけました。
■断食繰り返すと長生き? 京大、線虫で解明
一時的に栄養を与えない“断食状態”を繰り返すと線虫の寿命が延びるメカニズムを、京都大の西田栄介教授らのチームが遺伝子レベルで解明。
http://kumanichi.com/news/kyodo/health/200812/20081215002.shtml

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| こころとからだの健康/アーユルヴェーダ/ホメオパシー | 17:07 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

食を節するは陰徳なり、ですね
わたしもかなりの小食ですが、30代半ばで死ぬことの多い難病なので、
そう永くは生きないでしょう。
死ぬのは構わないのですが、闘病はしたくない、ぽっくり逝きたいです。

| しお | 2009/03/23 20:28 | URL | ≫ EDIT

しおさん、話していただいてありがとうございます。

先日コメントをやり取りしててもまったく気づきませんでした。こういうときは何と言葉をかければいいか戸惑ってしまいますが、しおさんがなんとか良くなるよう、良い方向に向かうように、私は意識を向けることにします。祈りより強いと思ってますので。

私は昔、コタツに入っているときに、コタツでウトウトしながら死にたいなと思いましたよ。
『日本百名山』で有名な登山家で文筆家の深田久弥さんは山の頂上で亡くなられたそうです。休憩で寝ているかと思ったら亡くなっていたそうです。そう母から聞きました。

| mayufuru | 2009/03/23 21:51 | URL | ≫ EDIT

甲田メソッドと出会い、一日2食で快調にすごしています。それまでは、朝食後なんともいえないだるさがあったのですが、それもなく。断食や少食を実行するとスピリチュアル的な能力が発達するようです。甲田式でひとつ気になるのが、青汁をメインにしているもののスイマグを飲むことやサプリメントを摂っていることでしょうか。

あと噛み合わせ(=神あわせ)は、食べるだけでなく、体を支えるために大切です。新神戸歯科の藤井先生の教えを実践なさっている恵美歯科医院のサイトに入れ歯のある・なしで寝たきりから元気になったおじいちゃんの動画があります。
ttp://www.holistic-dental.com/emi/netakiri.html
また、ちょっと噛み合わせがずれているだけで不定愁訴が起きたりも。
私は東京でこの藤井先生の教えを実践する先生に治していただきましたが、ずいぶん体が軽くなりました。

| るりん | 2009/03/23 21:52 | URL | ≫ EDIT

私は痩せの大食いで動けなくなるまで食べていたころも93年から玄米菜食になり、つい最近玄米をやめた今も、ずっと二食です。私は多分、小食だと思います。ちょっと変わった体質でお腹がすくという感覚がほとんどなく一日二食食べています。たまにお腹がすくと嬉しくなります。忙しくて食べるのを忘れてしまって、一食のときもごくたまにあります。

過去に何度か書きましたが、古神道では、上あごが火、下あごが水、あわせて「火水」でカミ、よく噛むことを神噛むといいます。よく噛むと心身が健康になるという教えです。

| mayufuru | 2009/03/23 22:19 | URL | ≫ EDIT

噛み合わせ歯科医のS先生と仲良しで先生のことは何度も記事にしましたが検索したら、18回も書いていました。噛み合わせは家でいうと土台、基礎の骨組みになります。噛み合わせ治療といっても色々あるようですが、S先生がされている治療は沖縄では先生のところだけです。私は時間もお金もないのでやってはいません。S先生は海外の大学で物理学も専攻されていたという、優しくて真面目で腕がいい先生です。

「噛むことは神」
http://cocorofeel.exblog.jp/6153615

の記事に

S先生が所属する「NPO日本テンプレート研究会」のHPを載せています。
興味がある方は覗いてみてください、
http://www.template.or.jp/g01.htm

| mayufuru | 2009/03/23 22:20 | URL | ≫ EDIT

スイマグとサプリメントは私も気になりました。何でもそうだけど完璧なものはないんだなと思いました。あと、災害とかで青汁の材料の野菜が手に入らないときはどうするんだろうと思いましたよ。

| mayufuru | 2009/03/23 22:34 | URL | ≫ EDIT

こんにちわ。
不審火のところに書き込みさせていただこうかと思っていたのですが
まとまらないので、(汗)
ちょうど今日村松氏の日記で、食に関しておもしろい事を書かれていたので、貼らせていただきます。
//www.tora.ne.jp/20090324.htm

それと食事ってカマボコを切って出すだけでも、切った人によったり、同じ人でも状況によって味気なかったり、ご馳走に感じたりってある気がします???

| ume | 2009/03/24 13:33 | URL | ≫ EDIT

>それと食事ってカマボコを切って出すだけでも、切った人によったり、同じ人でも状況によって味気なかったり、ご馳走に感じたりってある気がします???

まったくその通りですよ。

まったく同じ素材でも手が変われば味が変わります。切り方でも全然変わります。本人の体調によっても当然変わります。ちなみに私の場合は砂糖入れなくても甘いといわれます。その人の気が入りますからね。私は人が作った料理で体調が悪くなることも結構あります。

特に気をつけているのは、私のためにと、私へのお礼にと思いを込めてわざわざ作ってくれたものです。気持ちはありがたいのですが、必ず変なモノが入ってます。目には見えないけれどわかるので、食べたくないと思ってそれでも悪いなと思って少し食べて、あとで霊的に大変な目にあったことが数回あります。必ず霊的なものでした。身内や友人以外の作ったものですけどね。

身内や友人以外の作ったもの以外なら、あっさりした気性の人の料理がいいです。心を込めてという料理には余計なものが入っていることがあります。胃の悪い友人が作ったパスタを食べるたびに胃が痛くなったこともありました。(笑)でも味はいいんです。

| mayufuru | 2009/03/24 15:11 | URL | ≫ EDIT















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