「伝言246」
アヌかく語りき
赤い星の天下人
とてつもなく大きく見え
小さく見え
燃え盛る花火のごとく
アヌのイキザシに似せた
天下人の生き殺し
埋めても埋めても
埋めきらず
天が動くと地が動く
地が弾けると、天が泣き叫ぶ
そういうことだ
ときところ置き違えて
はたまた色を差し違えて
狂い続ける
月から落とした
涙の穴に
埋めて埋め
埋め尽くす
天下人の成れの果て
そこから這い上がり
はいずり回るもの
一本足で立つものに
見事にはかられた
そこの人よ
よおく聞きなされ
そこにはもう天は無い
あるのは這いずり回った軌跡のみ
ぐるぐる回転させて
見事に放り投げよ
天の青写真
生き写しのようであり
赤の他人
見事にハメられた
スメラガミコト
てんきりてん
つかの間の栄華よ
てんつくてん
天が尽きるまで
一本足で立ち続けよ
ハッケヨイノコッタ
切り返し
切り崩し
下手投げ
足元の砂粒にすくわれぬよう
2020年8月18日(火) 16:54
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最後の行は
「足元の砂粒にすくわれぬよう」ではなく
「足元の砂粒にすくわれねよう」ですか。
| 東洋 | 2020/08/29 00:36 | URL |