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あいさつ

表紙の写真の作品は、2003年に制作したものです。
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資料(スウェーデン“収束”の理由)


スウェーデンの新型コロナウイルス治療の拠点、
カロリンスカ大学病院に勤務する
日本人医師・宮川絢子さんへのインタビュー記事です。

スウェーデン“収束”の理由は…現地医師に聞く
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000191733.html

※4月の病院の様子、現在について
宮川さん:「私の病院では、4月のピーク時は入院患者が500人近くいて、このうちICUに150人ほどがいて、通常業務は縮小されました。それからは徐々に減って、今は、入院している患者は15人くらいで、ICUにも数名程度です。スウェーデンでは、病院同士の横のつながりが非常に密で、どの病院がコロナを治療するか、どの病院がコロナ以外を治療するかというのが決まっていますので、患者を振り分けていました。現在は、通常診療に戻っています」

※ロックダウンをせず、経済活動にも大幅な制限をかけなかったスウェーデンのやり方について
宮川さん:「公衆衛生機関のテグネル氏によると、ロックダウンにはエビデンスがないこと。長期に持続可能な政策ではないこと。憲法において国民の移動に制限をかけられないこと。子どもたちの教育を受ける権利を奪わないことなどの理由で、ロックダウンは行われませんでした。でも、実際にはソーシャルディスタンスやリモートワークなど、行動に制限はありました。スウェーデンのGDPは、半分近くが輸出で、外需が冷え込めばGDPが落ちるのは当たり前で、内需も当然、落ち込んでいます。やはり、無傷ではいられないというのは、それは当たり前のことだと思います。パンデミックがあっても、政策は変わることなく、同じことを国民はしてきて、ここに至って収束しているということで、国民に大きな安心感があったと思います」

※日本の対策について
宮川さん:「日本もスウェーデンも部分的ロックダウンという意味では似ていると思いますが、人口あたりの死者数がスウェーデンのほうが2桁多いので、日本の政策は成功していると、こちらからは見えます。しかし、日本の国民が不安だという報道を見ると、死者の多いスウェーデンよりも少ない日本のほうが心配しているのが、どうしてなのかなと感じます」

※スウェーデンと日本の違いについて
宮川さん:「スウェーデンでは、徹底した情報の透明性が、ずっと存在している。また、トップのブレないリーダーシップが常にあります。新型コロナウイルスは、これまでに経験のないパンデミックを引き起こしましたが、ウイルスに関しても、まだわかっていないことが多い。つまり、政策についても何が正解かわからない状態です。そういったときに、一つのことを決めてブレずに、中央がリーダーシップを発揮することは、国民にとって大事なことだと思います。それを行う前提として、持っている情報をすべて開示する。スウェーデンでは、パンデミックのときは、毎日、午後2時に公衆衛生庁をはじめ、関係省庁の代表者が記者会見を行い、データを示し、時間無制限で記者の質問を受けていました。そういうことがあって、国民は中央を信頼できていると思います」




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