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あいさつ

表紙の写真の作品は、2003年に制作したものです。
尚、当ブログの記事の引用・転載は必ずリンクを貼ってください。


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世界最古の新石器時代の神殿「ギョベクリ・テペ」


12.000年前の神殿「ギョベクリ・テペ」。
巨大な神殿でまだごく一部しか発掘できていないそうです。

この巨大な神殿は当時の人たちによって
意図的に埋められたそうですね。
疑問はなぜ埋められたのか?

電気的宇宙論でおなじみの
人類規模のイベントがあったという
エハンさんの解説が面白いです。

トルコの最古遺跡リポート:12000年前のギョベクリ・テペ
https://www.youtube.com/watch?v=Sgqy7L4ufXY

エハンさんによるとエデンの園だったということになる。

m-take@takeonomado
https://twitter.com/takeonomado/status/1284597618396532742

これまで無名だったシャンリウルファ近くの遺跡が、世界の考古学いや文明論までを根底から覆してしまった、それがギョベクリ・テペ。巨大アリーナのような考古学博物館の展示にまず言葉を失う。青銅器も土器も無い、牧畜も集約農業すら始まらない、新石器時代の神殿。

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現地はシャンリウルファからタクシーで30分くらい。現在4つほど神殿も発掘が終わったが、全体では21ほどあり、全体の発掘が終わるのは何時の事やら。

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宗教の発生が、農業、牧畜、社会組織の階層分離など全てに先立っていたという事実は、これまでの文化人類学の議論とかを全て吹き飛ばしてしまった爽快感(いや失礼)。ちなみに現地で入場チケットを購入し、向かうこの坂。どう見ても伏見稲荷😆。

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博物館で近くを見てみると、中央のT字型のモニュメントは「人間」なのですよ。一瞬、ブルッと、震えてしまった。
誰に向かい、何を祈ったのか?祈りこそが、文明のブートストラップだったのか?

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巨石建造物として有名なストーンヘンジは4千年前、ヨーロッパで既に青銅器時代が始まっていた。ギョベクリテベより8千年後である。

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20年前に出版の、アナトリア古代文明博物館の解説本も、ギョベクリテベには一言も触れていない。当時(と言っても20年前)、人類文明の始源に一番近い遺跡は1万年前のチャタルフュイックだと思われていた。しかし、この規模の神殿は存在しない。
https://twitter.com/takeonomado/status/1284603863505555456

ギョベクリテペほどの巨大な神殿群(現在21のうち4つが発掘、公開)が単独で存在する訳が無いだろうと推測していたが、当たった。現地の解説では、T型オベリスクの神殿は分かっているだけで、現在9箇所。今から12,000年前に巨大神殿ネットワークがこの地に存在していたという。

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シャンリウルファ考古学博物館にはネヴァル・チョリ遺跡の復元も展示されているが、同様のオベリスク(腕のシンボル化は同一)が中心。この遺跡は10,500年前だからギョベクリテペのT字型(人間)オペリスクは現地の人々の心象世界に1500年以上続いた、極めて強力な祈りの原型だった。
https://twitter.com/takeonomado/status/1284609169925066759

ネヴァル・チョリ遺跡、今はダムの底なのよ。そりゃ世界中の考古学者さえ予測不能だったとは言え、もうトルコ政府の大失点だよね。

博物館にはギョベクリテベからの出土品が多数展示されている。このトーテムポールが12,000年前とか。やはり「祈り」という心象風景の進化が、文明の他の要素を生み出す起爆剤だったのでは無いのだろうか?

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新石器時代ヨーロッパでも人の形をした巨大オペリスクは複数の場所で発見されている。左がスイスのラテーヌ博物館(ケルト文化の発祥地の一つ)、右がチューリッヒ博物館。左のオベリスクはずっと倒されていた巨石を立てたら像が現れた。倒れていたお陰で表面が8千年ほど保たれたようだ。
https://twitter.com/takeonomado/status/1284616670418542599

ドイツのウルム近くの洞窟で発見された象牙製「ライオンマン」は32,000年前。クロマニョン人がヨーロッパに到着して間もない頃、既に神話が存在していた証拠。ここから12,000年前のギョベクリテペまでの2万年間、どれほどの祈りが人々の歌や踊りに受け継がれてきたのかを夢想する。

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