やっぱり「幸福の禍学」だ。
「幸福の禍学」にスパムが今日は三つきた。

昨夜コメント欄で紹介した『虚業教団』を朝から読んでいた。
いい内容なので是非読まれることをお勧めします。
幸福の科学の立ち上げ以前から発足後も
幸福の科学を支えてこられた元幹部の関谷晧元さんが書かれた本です。
関谷さんは教団側から訴えられたけれど裁判では勝たれたそうです。
幸福の科学を作ったのはこの関谷さんと中原さん(女性)のお二人といっても差し支えないでしょう。
関谷さんはそれまでの順調な仕事を閉鎖され自社ビルも処分し
家族との辛い別れもし、すべてを捨てて幸福の科学に打ち込んできた人。
その関谷さんが書かれた本だから真実に溢れている。
二人の純粋な気持ちがアダになったというか、
なんともいえない後味の悪さ、腹立たしさ。無情で皮肉な人生。
関谷さんの勇気に感謝しながら、
関谷さんには今後、素晴らしい人生をおくって欲しいと願います。
『虚業教団』
〈幸福の科学〉で学んだものは何だったのか
http://www.geocities.jp/nancywatts2008/
最初の「はしがき」だけで関谷さんの人柄がにじみ出ている。
「はしがき」には私がよく言っていること、
自分の頭で考えること、自分のイノチ、自分の人生を生きること、
これと同じことを、関谷さんの言葉で書かれています。
このはしがきは飛ばして目に留まったところをまとめてみました。
以下。
創価学会の会員集めに辣腕を振るったと言われる大沢敏雄。
この大沢という人が大川タカノリを「リユウホウ先生」と呼び定着する。
大川隆法の初期の霊験集は大川の著作ではなく善川三朗編として上梓されている。
善川三朗というのは実は大川の父親でペンネーム中川忠義、富山誠は兄の中川力。
大川は意識的にこの事実を隠していた。
大川は予言が好きだったが、その的中率は全滅に近い。
GLAとトラブルが生じたときGLAを率いる高橋佳子が間もなく死ぬと予言、大外れ。
ケンカ相手の死を予言する幼稚さ、しかも彼は佳子の死を本気で信じ密かに心待ちしていた。
キリストのように悪霊払いで病気を治したりアドバイスで悩める人を救ったりも皆無。
悪霊払いで病気を治せるなら何故、兄の富山誠に憑いた悪霊を追い払わないのか、
その兄が若くして脳溢血で倒れ、今も廃人同様というのに、なぜ放っておくのか。
大川は悩みに答えを与えるという体裁をとりながら、「誰々の寿命はあと何カ月」とか
「こんな恐ろしい未来が待っている」という、当たらない予言を連発しながら、
相談者を脅すだけで救いをもたらすようなアドバイスはどこにも見つからなかった。
奇跡はおろか霊的現象すら一度もあらわさなかった。
結婚後、急速に拡大路線に転じ始めた方針には恭子夫人の影響がある。
その夫人は、義父にあたる善川を忌み嫌っていた。
本がベストセラーになるには仕掛けがあって、
まず会員になるには本を一〇冊読まなければならない。
新しい本が出版されるたびに会員は半ば強制的に二〇冊三〇冊と買わされる。
次々にベストセラー入りする本の印税は莫大な額、
しかし、幸福の科学の経費は本の印税で賄われてはいない。
本の印税はすべて個人の収入になる。
あるとき、会の運営費が不足して局長が
先生の印税を会に入れてもらえないかといったら、大川は猛烈に怒った。
印税プラス会の経費から主宰、主宰補佐、顧問夫妻に″役員報酬″が支払われる。
そんな中から、三〇〇〇億円の献金を集め、
都心の一等地に七七階建てのビルを建設するという破天荒な構想も生まれ、
各支部には、月毎に何億というノルマが課せられる。
方針を実行に移す場合、大川自身は決して表舞台に立たない。
必ず幹部の一人を通して指示を出す。
失敗すると幹部の責任となり、大川は同情される立場になる。
一九八八年の春、はじめてGLAから正式な抗議文が送られてきたときの
大川の態度、GLAに対する大川の異常な憎しみ。
あれほど一般会員との接触を嫌っていた大川が会員と親しく接する機会をある時設けた。
一人五分前後の持ち時間でお顔を拝みたい人がベルトコンベア一式に次々と入れ代わる。
数万円の拝観料を包んで。
神託結婚の話もいくつか出てきた。
関谷さんも離婚させられ、中原さんと神託結婚させられた口。
会随一の求道者、阿南浩行を恐れていた大川は
幹部だけの学習会でも、阿南の質問に答えられない場面が何度もあった。
大川にとって煙たい存在の阿南、夫人にとって嫉妬?の対象の佐藤真知子、
この二人を神託結婚させようとしたが、結局、阿南は断った。
しかしその後、大川から執拗な攻撃を受け教団を辞めることになる。
大川はそこにいない人の悪口を言うのを好むタイプの人間で
会議や、昼食時、クルマの中で幹部連中の多くの悪口を関谷さんは聞かされた。
「幸福の科学」は″人間にとってほんとうの幸福とは何か″というテーマ
を考えていく人びとの集いだと、そう会の出版物には書かれているけれど、
しかし自分で考える人間は、阿南のように去っていかなければならない。
幸福の科学では考えてはいけない、
人生の体験から神理を語るようなことは、絶対してはならない。
どんなに神理に迫っていても高く評価されない。
以上。
ついでに検索したサイトをこちらにも掲載しておきます。
幸福の科学の誤りを破す
http://www13.ocn.ne.jp/~ryouran/html/kouhuku.html
ブッダと大川隆法(検証)
http://www.j-world.com/usr/sakura/buddhism/okawa.html
(1)幸福の科学を、具体的事実から検証する
http://www1.ocn.ne.jp/~h-ok/or-ocn/alacarto.html
NO MORE 幸福の科学[kofuku no kagaku]
大川隆法 霊言でやらかした致命的ミス
http://lexposition.blogs-de-voyage.fr/archive/2008/05/09/%E5%A4%A7%E5%B7%9D%E9%9A%86%E6%B3%95-%E5%86%85%E6%9D%91%E9%91%91%E4%B8%89%E3%81%AE%E9%9C%8A%E8%A8%80%E3%81%A7%E3%82%84%E3%82%89%E3%81%8B%E3%81%97%E3%81%9F%E8%87%B4%E5%91%BD%E7%9A%84%E3%83%9F%E3%82%B9.html
*03.10.2008の記事に
幸福の科学がフランス政府のカルト指定になっていることが書かれています。
質問者:abc7777 幸福の科学の信者
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1675894.html
*お布施は一千万、教祖の写真が100万とあります。
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■幸福実現党が早くも党首交代 大川きょう子氏が党首に
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090604/stt0906042304022-n1.htm
幸福実現党は4日、党首代行の大川きょう子氏が党首に就任したと発表した。党首の饗庭直道(あえば・じきどう)氏は広報本部長となった。
| mayufuru | 2009/06/05 18:38 | URL | ≫ EDIT