大いなる秘密(デーヴィッド・アイク) 11
● マインドコントロール
マインドコントロールは、古代バイロンやエジプトの頃からレプティリアンによる人類支配の基礎的方法として行なわれてきたが、今日のようなマインドコントロール機関の巨大ネットワークは、イギリス陸軍心理戦争部に始まっている。この中心になったのは、のちのロンドンの“ダヴィストック人間関係研究所”とその傘下にある“スタンフォード研究所”である。このダヴィストックは、慈善事業を通して、英王室、ロックフェラー、ロスチャイルド、メロン、モルガンといった一族から資金を得ていて、60年代の麻薬文化やヒッピー運動を背後からコントロールし、CIAのばら撒いたLSDがそれを補強した。
アフリカやアイルランド内乱も、マインドコントロール技術を使っておこされたもので、中央集権国家=統一世界政府樹立につながっていく。第二次世界大戦後、ブラザーフッドは地域の支配から、心や金融の支配へと重点を移している。ナチスで大規模に行なわれたマインドコントロール研究は、科学者の流出と共に、そのままダヴィストックやアメリカに引き継がれてゆき、ダレス兄弟の協力で“MKウルトラ”と呼ばれる悪名高いマインドコントロール計画が進められた。これは今も“プロジェクトモナーク”などのかたちをとって続いている。
マインドコントロールの儀式や手法は、多くが古代神秘宗教にそのルーツを持つ。麻薬も、意思や意識を抑圧するマインドコントロールの手法として広く使われている。抗欝剤プロザックは特に有名なマインドコントロール薬剤であり、世界中で既に広く処方されている。この薬を製造するのはイーライ・リリー社で、モルガン・ロックフェラー・米情報部・ブッシュなどと緊密な関係にある。遺伝子組み換えのモンサントも、麻薬研究に携わっている。
トラウマを基礎とするマインドコントロールを行うためには、悪魔教の儀式が利用されている。拷問や性的虐待による系統的なトラウマは、心の統一を壊していくつもの心の断片に区画わけしてしまう。この状態は乖離性自己同一性障害と呼ばれ、きっかけとなる言葉や音、信号などによりその区画が入れ替わり、自分のしたことの記憶が無くなってしまう。このため、プログラムされてロボット状態になった人間は、暗殺の実行などに利用される。大量殺人犯の中にもこうしたプログラムをされているものや、またプロザックを服用していたものがよく見られると言う。こうしたマインドコントロールは、様々な目的を持って幼少時から行なわれることが多い。
大量殺人や無差別殺人などは概して郊外で起きることが多く、これによって人々の恐怖の感情は高められ、監視カメラ導入など、警護という形をとりながら中央管理化が進められる。銃の規制法も最終的には、アジェンダへの反抗を想定しての大衆の非武装化が目的。アメリカFEMAは、保護施設という名目で強制収容所を既に建設している。
乖離性自己同一性障害の人間は、記憶の区画化の他にも、並外れた記憶力や視力などの力を持っているため、軍事行動や秘密活動に使われる。イエズス会や、NASAをはじめとする米政府施設、ディズニーランドなどにおいても拷問とマインドコントロールが行なわれている。ディズニーもブラザーフッド有力企業。
ブレアやカーターまたヨハネ・パウロのような世界的指導者の中にも、マインドコントロールの影響下の者があるという。また、フォード、レーガン、キッシンジャー、ニクソン、チェイニー、ブッシュ、クリントンらはみな悪魔主義者で、いろいろな儀式に出入りし、児童虐待をしているとの証言もある。ゴアがレプティリアンに変身した目撃談もある。娯楽産業にかかわる者にもマインドコントロールされたものが多く見られる。(マリリンモンロー、マドンナ、プレスリー…)キリスト教を隠れ蓑にする悪魔主義者やマインドコントロールプログラマーも多い。
今では膨大な数の人間がマインドコントロールされていて、例えば米国特殊部隊デルタフォースやイギリスのSASでは、部隊丸ごとが、ロボットのように完全な殺人者としてプログラミングされている。また軍隊による残虐な行為には、こういったマインドコントロールがかかわっている。教育プログラムも、子供が自分で批判的に考える力を破壊するように作られ、教師がそれと気づかぬまま、毎日マインドコントロールが行なわれている。
カリフォルニア州チャイナレイク海軍武器センターでは、数千人の幼児が檻の中で飼育され、あらゆる非人道的なトラウマを与えることでマインドプログラミングされている。子供たちはブリーダーや、キリスト教系の養子斡旋業者、第3世界からの誘拐や人身売買、政府の社会事業機関などを通して送られてくる。人格乖離を起こす能力は遺伝的に受け継がれるため、乖離しやすい幼児を選別し、既にマインドコントロールされている者の操作によって、その能力を強化していく。ブラザーフッド・エリートの血族では、母体は古代儀式に則って妊娠させられ、その子供は生まれる前から子宮内においてプログラミングを受け、その目的に沿ったようい育てられるという。
プログラミングや幼児期の性的虐待を受けたことを示す印としては、摂食障害や、人間関係の不安定さや、左目の斜視がある。またイギリスのパブリックスクールの制度は、合法的な児童虐待を通してマインドコントロールを行なっている。
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