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あいさつ

表紙の写真の作品は、2003年に制作したものです。
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『ロシアの権力構造におけるプーチンの役割』


アジア記者クラブ(APC)@2018_apc

『ロシアの権力構造におけるプーチンの役割』。マルクス・エンゲルス財団(5月14日)が主催した会議『ウクライナでのロシアの戦争』の4報告の1つから採録。国民の8割が戦争を容認し反対しないロシアの内情とプーチンシステムと呼ばれる統治方法から戦争の背景を詳説。
https://hintergrund.de/politik/welt/p

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筆者は旧ソ連圏を専門とする独人作家。露の権力構造の中でプーチン大統領の役割を評価するには、元KGBのスパイだと矮小化するのではなく、ロシアをファシズムに導いている人物だと分析する必要があると説く。その為にプーチンが存在する現実の位置がどこなのか、ロシアの歴史を把握するように促す。

ロシアは欧州でもアジアでもなく、欧州の個人主義とアジアの集団主義の間で、中間の役割を果たしてきた国だと位置づける。外国に依存せずに自給自足が可能な独自の多民族文化をもち、歴史条件の中で生き残る能力を発展させてきた国だと説明。様々な民族、言語、文化、宗教が混在し統一された事はない。

筆者はロシアを巨大なワゴン・ホイールに例える。北はバルト海(北極海)、東はウラジオストク、南はコーカサス、西は北東欧諸国。その中心がモスクワ。良いロシア、悪いロシア、良い皇帝、悪い皇帝も、全ての良い、全ての悪い歴史が混在したまま廃止されずにソ連時代も社会構造に組み込まれた。

3つのスムータ(動乱の時代)期による、①16~17世紀、②1905年の第一次革命から1922年のソ連邦結成まで、③ソ連邦消滅。この分類が現在の情勢把握に重要。レーニン、スターリンの時代と現代とではイデオロギーは変わったが国の構造は変わっていない。

西側メディアが喧伝するように、本当にプーチンは狂ったのか、ヒトラーやスターリンと同じ独裁者なのか、プーチン登場の目的は明快だった。エリツィン時代の混乱とマフィアの支配を終わらせ、納税と賃金の支払いが行われる社会、ユーラシアを統合した強力なロシアを再建することだった。

プーチンはスターリン主義者でもレーニン主義者でもなく、彼は反共産主義者であると同時に新自由主義者であり、ツァーリズムの伝統に基づく権威主義的な近代化主義者だと説明する。筆者は選挙君主制と呼んでいる。

第二次チェチェン戦争は残酷だったが、残虐行為はプーチンが招いたのではなく、ロシア連邦全体に広がっていた無法状態の結果であり、ズビグネフ・ブレジンスキーとサウジアラビアによる軍事介入と財政支援がもたらせた悲劇だった。米国はアフガニスタンにソ連軍を引き込んだ蜜の味が忘れられなかった。

民間資本と国家の相互依存関係がプーチン支配体制の本質的な要素。様々な行政機関、「シロビキ」、諜報機関、ロシア軍、司法、オリガルヒ、教会、人権団体、連邦保安庁、FSB、国家親衛隊などの機関がタスクフォースを担い、プーチンは「レフェリー」を演じている。


morpheus💊🍊@morpheus7701

今月から最低賃金、生活費、年金が10%引き上げられた🇷🇺ロシア
約400万人のロシア人の給与が増加する。
🔹 生活賃金の引き上げは1500万人の社会的給付の増加につながる。

🐸制裁されているロシアが更に豊かになるそんな世界。
これって嫌われた方が得する時代の突入に見える。好かれたい左派が多杉る

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