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あいさつ

表紙の写真の作品は、2003年に制作したものです。
尚、当ブログの記事の引用・転載は必ずリンクを貼ってください。


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洞窟の比喩


「在る」
にチラッと書いたプラトンの洞窟の話、

umeちゃんをモデルに童話ふうに書いたけれど、アップは止めました。
誤解を与えるといけないので、物理学関係の本から書き写してみた。
ネットで検索してもいいのがなかった。

洞窟の比喩

そこでは哲学をもたないひとびとが洞窟の中の囚人になぞらえられるのだが、
その囚人たちは縛られているため、一つの方向だけしか見ることができない
でいる。彼らの背後には火があり、前には壁がある。彼らと壁との間には何も
なく、彼らの見るものすべては、自分たちの影と、背後にある対象が火によっ
て壁の上に作った影である。不可避的に彼らは、それらの影を実在だと考え
るのであり、影を作っているもとの対象に関しては、全然知らないのである。
囚人の中のある男が、ついに洞窟を脱出することに成功して、太陽の光を浴
びる。はじめてその男は実在の諸事物を眺め、自分が影に欺かれていたこ
とを知る。もし彼が、後見人たるにふさわしいような哲学者であれば、再び洞
窟の中に入って行って、以前共に囚人であったひとびとに真理について教え、
また洞窟を脱出する案内人となることを、みずからの義務と感じるであろう。
しかし彼は、前の仲間を説得するのに困難を覚えるだろう。なぜなら彼は、太
陽光線の中からやってきたために、洞窟の中では囚人たちに比べて影をぼ
んやりとしか見ることができず、したがって彼らには、その男が脱出以前より
バカになったように見えるからである。
                    <西洋哲学史Ⅰバートランド・ラッセル著>



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| 未分類 | 14:14 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

まゆみさん、お忙しいところなのに書き写していただいて、ありがとうございます。m(__)m

| ume | 2009/06/29 18:30 | URL | ≫ EDIT

umeちゃんの物語、せっかく書いたので貼り付けます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

イデアとか面倒なので、
プラトンの洞窟の比喩を子供に話すつもりで書いてみます。
あくまでもまゆみ解釈です。

幼いumeちゃんは可愛さのあまり、ある日誘拐されました。
洞窟に連れていかれ、逃げられないように身体を縄で縛られています。
洞窟の中で壁に向かって座らされているumeちゃんの後ろでは火が焚かれ、
その焚き火が作り出す、自分と背後にあるものの影をみて成長していきます。
だからumeちゃんは影を現実、実在だと思っています。
背後の存在も、焚き火が影を作り出していることすら知らないのです。

成長したumeちゃんの中で何か大きな変化が起きて、
頑張って縄をほどきました。
フラフラしながらようやく立ち上がって歩きだしました。
何か異様に明るいものがみえる方向に歩きはじめました。

| mayufuru | 2009/06/29 19:42 | URL | ≫ EDIT

umeちゃんはついに洞窟の入り口まできました。
そこで初めて太陽というものをみたのです。
まぶしくて目がつぶれそうでした。
外の世界のなんと色鮮やかなこと!
あまりの感動に息も出来ないほどでした。
このとき、umeちゃんは自分が洞窟の中にいたことをはじめて知るのです。

もう一つの物語は
自ら進んでこの洞窟に入り、そこに一生住み続けることです。

以上です。

そしてこの下に洞窟の比喩の書き写しをアップしようとしました。

| mayufuru | 2009/06/29 19:44 | URL | ≫ EDIT

洞窟の比喩、参考までにかいておきます。

もの―太陽の光―目
イデア―真理の光―魂

イデアをみることができる人間が国の後見人となって、国を統治すべきというのがプラトンの理想の国家だといわれています。

| mayufuru | 2009/06/29 23:57 | URL | ≫ EDIT















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