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あいさつ

表紙の写真の作品は、2003年に制作したものです。
尚、当ブログの記事の引用・転載は必ずリンクを貼ってください。


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電気的宇宙論:人類の恐怖の根源はここにある


予測的で論理的に健全で実験的に検証された「電気的宇宙論」を
日本で最初に紹介したのがエハンさん。
そのエハンさんとソーンヒル博士の2015年の対談です。
ブログで何度も紹介しているソーンヒル博士は
とても感じがよく気さくな方。

この対談は「電気的宇宙論」の入門編として良いので
ぜひ動画を見て欲しいけれど、
動画を見ない人が多いので書き起こししました。
(ソーンヒル博士が主人公なので
エハンさんの言葉の書き起こしはざっとです)

【エハン塾】ウォレス・ソーンヒル博士と対談 2015/10/18 10:40-11:10
https://www.youtube.com/watch?v=wSNM1_RkkUA
Screenshot 2023-09-25 at 20-42-55 【エハン塾】ウォレス・ソーンヒル博士と対談 2015_10_18 10 40-11 10(1)

エハン :確かに「電気的重力」驚くべき内容でした。特にアインシュタインの仮説に完全な反論をされた。その次はビッグバン説も見事に否定された。ブラックホールも消された。電気的宇宙論から見ればInterstellarは完全なファンタジー。ブラックホールは存在しない、宇宙船の光スピードによる年齢の変化もない。それは完全な空想だと。インターステラーもブラックホールも、現代科学のほとんど全部の否定です。最初の質問は現代の科学は何故そんなにおかしくなったのでしょうか?

ソーンヒル博士:それはとても面白い質問で、私も長らく疑問に思いました。ヴェリコフスキー博士は精神分析家として、彼が考えたのは人類は根本的に不合理的だと言って、その理由は我々自身が認められない過去を経験したからです。つまり世紀末の経験があって、我々も地球も愛するすべては破壊される経験でした。宇宙の強力な神々は電気的な稲妻を投げ込む犠牲者だった。そして地球に直撃した稲妻もあった。

火星を近くに目撃して、その「神」の顔に大きな傷を見て、だから古代の神話には顔に傷口のあるマース神の話がある。実は北アメリカの先住民は火星を「スカフェイス」と呼んだのです。だから人間はあの抑圧された記憶を認めない限り、鷹を見た瞬間に本能的にフリーズする小鳥のように、我々の心の中でそれが残っている。壊滅的なそういう記憶が残っているから、現在の映画やマスメディアはその恐怖心を刺激させるのです。恐怖は人を動かす大きな力があるからです。しかしその理由がわからない。

20世紀までの科学は現象世界を一番単純な形で理解しようとしていたので、ほとんどの偉大な科学者は偉大な実験をもしたのです。つまり、自分の仮説を検証する努力をした。残念ながら20世紀の初めにあった恐ろしい戦争があまりにも破壊的だったため、大昔にあった「神々」の壊滅的な破壊の再現として、人間は無意識に感じとった。非合理的な反応引き起こしたようです。その反応は科学にも芸術にも反映された。

芸術の世界では、シュルレアリスムとなって、サルバドール・ダリはアインシュタインの刺激を受けて、不思議な風景の中でとかされた時計を描いた。アインシュタインはシュルレアリスムの科学版でした。アインシュタインは、それまでの科学の基盤を取り外したのです。だから物事を測定する尺度はなくなり、すべては相対性になり、時間も空間も同じです。

彼の考えた「同等の慣性系」は実際にこの宇宙に存在しません。もし二つの慣性系は周りの天体に対して異なった速度で動けば同等ではない。だから例の「双子の矛盾」はなくなります。つまりその一人は光速で地球にいる双子から離れれば、そして地球に戻れば、その人間の年齢は50歳老いた、それはナンセンスです。なぜなら天体に対して早く移動している人は、地球の環境と全く違う環境にいるので、時計の動きが違います。宇宙船の時計は、地球の時計の針と違うスピードで動いているだけです。なぜなら、時計内の原子は周りの宇宙の物質に対して早く動く反応するからです。一秒一秒ごとに速く動くだけの話で「時間」が変わらないです。

エハン :「相対性理論」を完全に否定し、あの宇宙船と双子の比例で確かに時計の針のスピードは違うかもしれませんが、僕は28歳若くなったり、老化したりすることはないでしょう。つまり仮説の世界です。2015年の電気的宇宙の総会議で話されたのは2〜3人の素晴らしい実験をした科学者の話がありました。彼らはあまり知られていないのですが、その一人は1850年くらいに生まれたと思います。彼についてお話しください。

ソーンヒル博士:マイケル・ファラデーは電気と磁気の関係について貴重な理解があった。そして彼は磁気力と引力はとてもよく似た働きがあると思い、例えば二つのマグネットを持つと互いに引き寄せられる。その間に何もないですから、彼は引力も同じようなメカニズムがあるのではないかと考えた。しかし、不思議なことに彼だけではなかった。ガリレオも。失礼、アイザック・ニュートンも「自然哲学の数学的諸原理」の最後に書かれた、すべての現象の根底にはおそらく『電気』の働きがある、と。

エハン :アイザック・ニュートンはそういったのですか。信じられません。

ソーンヒル博士:最後の文章でした。

エハン :一番大事な話は大体最後になりますね。電気的ですよね。

ソーンヒル博士:しかし科学の歴史を振り返ると、偉大な思想家はこのことを直感的に理解をしていた。それから20世紀の始まりまでは方向は正しかった。例えば、電気と磁気のドイツ人研究者ガウスやヴェーバーは実験を通して原子の構造が理解される以前にそのモデルを考えた。ガウスとヴェーバーは重要です。

そしてマイケル・ファラデーは、宇宙の本質は電気だと直感的にわかったのです。マクスウェルとヘヴィサイドも宇宙空間は真空ではないと捉えたのです。何もない完全な真空は存在しないと考えて、そこで電気の働きが物体と物質の間の空間を変化させる。だから二つの磁石の働きを理解するようになります。互いに引き寄せることも撥ねつけることもあります。そこで僕の今年の会議で提案したのは、重力も磁気力と同様にニ極性があると考えられます。

エハン :本当に信じがたいですね。「電気的重力」いい言葉ですね。この時代にぴったりの表現だと思いました。ガウスもニュートンもマクスウェルも非常に近い発想があったのですが、驚くことにそこまで宇宙の理解ができたにも関わらず、宇宙の根本には電気があると我々の体も電気的な存在だと理解できたのに、そこから頭の中の幻想の世界に行ってしまった。11、12、14次元の宇宙を想像し、ブラックホールに支配される宇宙、見たこともないダークマターやダークエネルギーの完全にファンタジーの世界、でたらめなファンタジー宇宙、まるで洗脳されているかのように、存在しない宇宙のことを信じさせられていると感じます

ソーンヒル博士:意図的にやっていないと思いますが、大学で教えられる物理学は「数学」を中心に本題の「自然哲学」から離れて今の物理学に変わったのですから。哲学者は退席させられてしまった。確かにホーキング博士は「哲学なんかは死んだよ」と言った。そうではなく「数学の仮説者は死んだ」と私は思います。でも彼らの仮説はなくなってくれません。

数学は当然ためになりますが、使い道が問題です。人は好き勝手に方程式を選んでコンピューターで仮説に当てはめて、合わないデータが出ればさらに違う方程式のソフトを使って、それをコンピュータで操作すると、仮想の現実を作り出す。仮想の現実だからこそ、Interstellarができたのです。

これが問題ですから、物理学に自然哲学者を取り戻すべきです。なぜなら根本的な疑問があるからです。例えば「その言葉の意味は?」「その方程式の=等号(=)の意味は?」あの「EM = MC2」は一体何を意味するのだろうか。エネルギーを質量の意味を調べると説明になっていません。「について」述べるだけで「説明」にならないです。その方程式の等号記号(=)の意味でさえ説明されていません。

エハン :アルフレッド・コージブスキーの発想、「一般意味論」の話。彼は科学者同士で「象徴的な言葉」で象徴について語っていると指摘して、科学者は言語を変えない限り、お互いに理解する事は不可能だと言っていた。BE動詞の「IS」を使うことが禁じられています。例えばこの視点から見ると「重力はこのように思います」は正しい表現。しかし「重力」自体は検証していませんので、断言の「である」を使いません。「光のスピードは・・・である」も言えません。あくまでも自分の立場から見ているから断言できません。太陽の重力はここで体験できません。

ソーンヒル博士:だからこそ仮説です。質量が説明できないと、太陽の物質について語れません。惑星も彗星も小惑星も同様です。天体の質量を探索機から測定した場合は、その天体の軌道情報を使って計算をしますと「氷また雪の塊である」と結論しますが、実は言えないことです。なぜなら知らないからです。理由は物の質量には電気的な変動性があるからです。だからE= MC2です。エネルギーの質量も相対的です。エネルギーが増えれば質量が変わります。質量と物質の量は同等ではないです。電気的な変動性があるからです。同じ物体であっても電気的な変動でもっと大きく見える場合もあります。

エハン :確かにLHC加速器の批判をしましたよね。先生は「あれは150億ドルのファンタジーだ」LHCについてどう思われますか?

ソーンヒル博士:前にも言ったように、物理学者は「質量」の意味がわからないです。大型ハドロン衝突型加速器(LHC)は質量の源を探るためにできたものです。しかしE= MC2を見ればわかるように、そんなコストの高いものを作らなくても、ボソンやクオークのような作り話は無用。物質の電気的な働きがわからないから、その話が創造されたのです。物質の構造と電気的な素質が理解できないから、そういった仮説は常識外れになります。実在する宇宙に無関係になります。粒子をより速いスピードとエネルギーで衝突させますと、短時間にしか存在しない物質の破片を得ます。エネルギーを注げば注ぐほど破片が増えます。結果として理解できない粒子の数が増える一方です。ヒッグス粒子を発見したのではなく、思った通りのものしか見つけていませんでした。これでノーベル賞をもらえるようになった時代です。




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