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あいさつ

表紙の写真の作品は、2003年に制作したものです。
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生の短さについて


まゆみ写真IMG_7849

「この中の誰かを捕まえて、私はこう言ってやりたい。「、、、あなたの手元に残った年数があなたの計算よりも少ないことがお分かりになるはずだ。記憶を辿り、思い出してみられるとよい。いつあなたがしっかりした計画を持ったことがあったか、1日があなたの意図した通りに進捗した日が何日あったか、いつあなたがあなた自身を自由に使うことができたか、いつあなたの顔つきが普段通りの落ち着きを保っていたか、いつあなたの心に怯えがなかったか、これほど長い生涯にあなたが成した働きとは何であったか、あなたが何を失っているか気づかない間に、どれほど多くの人間があなたの生を奪いとっていったか、あなたの生のどれほど多くの時間を詮ない悲しみや愚かな喜び、貪欲な欲望や人との媚びへつらいの交わりが奪い去ったか、あなたがその生の中からどれほどわずかな時間しか自分のために残しておかなかったか、あれこれ思い出せば、(百歳になんなんとする)あなたが今、亡くなるとしても、あなたの死は夭逝(ようせい)だと悟られるであろう」と。

では、その(生の浪費の)原因はどこにあるのであろう。誰もが永遠に生き続けると思って生き、己の儚さが脳裏をよぎることもなく、すでにどれほど多くの時間が過ぎ去ってしまったか気に求めないからである。誰かのために、あるいは何かのために費やされるまさにその日が、あるいは最後の日となるかもしれない状況の中で、あたかも満ち満ちて有り余るほどあるかのごとく生を浪費するからである。人は皆、あたかも死すべきものであるかのように全てを恐れ、あたかも不死のものであるように全てを望む。(セネカ)」


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