医療を考える(1) ホメオパシー
赤字の部分を追記しました。
生物学者(分子生理学)の松本(大瀧)丈二先生の元生徒でもある
鍼灸師の知り合いからホメオパシーの話を三時間ほど聞いてきました。
直接でしか聞けない話もたくさん聞いてきました。
今までも何度も聞いていたけれど今日は真剣に聞いてきました。
国内のホメオパシーにも派閥があるそうです。
今回、叩かれているホメオパシーは元来のホメオパシー(クラシカル)とは
大きく異なる派(代表者の名前をとってYグループとします。)だそうです。
死亡事故や沖縄の学校の話もその派だそうです。
このYグループは、通常一種類しか出さないレメディを複数出し、
出し方も西洋医学的で対処療法。(プルービングをしていないレメディーを投与する。)
このほうがお金になるからじゃないかとつい考えてしまいます。
レメディも植物や鉱物が材料ではなく波動?機械(不確か)で作ると聞きました。
機械がまた高額で沖縄の学校の先生はこの機械で作っていたんじゃないかと。
女性に受けがいいスピリチュアルなやり方で前世療法的なことも取り入れてしているそうで
他の派から批判されているそうです。
一番強く批判しているのはOグループ。(この代表者は医師で知っている方も多いはず。)
Yグループはクラシカルな派に対して古すぎると批判。
ホメオパシーといっても中身は全然違うのに、
それを一括りにして世間では叩いているわけですね。
医師でホメオパシーを開業している方たちの声も聞けるといいですね。
朝日新聞では大きく取り上げられていて新聞ももらってきました。
Yグループが予防接種や薬を強く批判していることが新聞からもよくわかりました。
ホメオパシーがこれだけ新聞で叩かれ学術会議から否定されたのは
Yグループが予防接種や薬を批判していることもあるかも知れませんね。
陣取り合戦の様相でしょうか?
ホメオパシーはまだ二百年の歴史だそうですが、
ヨーロッパではホメオパシーとハーブが弾圧され魔女狩りもあったそうです。
米国でもホメオパシーの学校(大学?)がすべて潰されたこともあるそうです。
日本にも西洋医学と一緒に入ってきたけれど誰もついていけず消えてしまったとか。(笑
話を聞いているうちに興味が出てきてブログを書くうえでも
これを機に松本先生の本「ホメオパシー医学の招待」を読むことにしました。
この本を前に一度借りたのですが時間がなく読めなかったけれど今回は読みます。
松本先生はクラシカルで一匹狼の方だそうです。
ホメオパシーを学ぶなら独学を薦めておられるそうです。
ホメオパシーの文献のほとんどは英語なので英語ができたほうが良いとのことです。
そして松本先生が一番勧める病気の治し方は、
何もしないで、たとえば寝たりして治す自然治癒だそうです。
話を聞いていたら松本先生に興味が出てきて内地に戻る前に
先生のホメオパシーのカウンセリングを受けてみたくなりました。
こんな話も聞きました。
終戦時GHQに管理されていた時代の話です。
マッカーサーが鍼灸、あんま、マッサージ、指圧などの全面禁止命令を出したそうなんですが、
野蛮、根拠がない、盲人などが理由だそうです。
このとき全国の鍼灸師が団結して抗議文書を提出したそうです。
するとその根拠を示せといわれその都度答えるという形を繰り返し
ようやく一年後に一部認められたそうです。
つづく
追伸
外出から戻ってきたら私が聞いた話とまったく同じ内容の
コメントが入っていたのでで紹介します。
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私は製薬会社で創薬研究をしながら、ホメオパシーを学んでいます。ホメオパシーを学ぶようになって、病気とは何か、症状とは何かということをこれまでとは全く異なる角度から見ることができるようになりました。ホメオパシーは東洋医学とほぼ同じ理論に基づいています。
ただ、世界中に広まっているホメオパシーも200年前にハーネマンが発見した方法とは大きく異なるものも多く出現しているのが現状です。例えば、本来一回の処方に一つのレメディが原則であり、症状の変化を観察しながら適した時期にレメディを変えていくことが非常に重要なのですが、多くのハイポテンシーのレメディを何種類も同時に処方するように指導している日本のホメオパシーの学校もあります。また、レメディは必ずプルービング(ヒトにおける臨床試験で効果を確認すること)したものを使用するのが原則なのですが、プルービングをしていないレメディを数多く開発している学校も存在しています。
| ララ | 2010/09/03 19:52 | URL |
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| こころとからだの健康/アーユルヴェーダ/ホメオパシー | 02:35 | comments:37 | trackbacks(-) | TOP↑
>するとその根拠を示せといわれその都度答えるという形を繰り返し
ホメオパシーについても必要なのはこれだけなんですよね。
ホメオパシーについて色々見て回っていますが、根拠が脆弱なものばかりです。
| 保成 | 2010/09/04 04:02 | URL |