医療を考える(10) プラシーボ (こころ)
一昨日書いたように、昨日は朝からhiroとS先生のところへ作業に出かけ
その後、遅めのランチとお茶しながら夕方6時頃まで色んな話をしました。
先生から貴重な体の話をたくさん聞いて私もたくさんお喋り。
今から書く内容ももちろん話しました。

マウス画
1962年、ハリエット・リントンとロバート・ラングスは
被験者にこれからLSDの実験をするといってプラシーボを与えた。
30分後被験者たちはLSDの典型的な症状を体験し始め、それは数時間続いた。
1965年、ハーバードの心理学者リチャード・アルバートは
LSD体験の意味を教えてくれるような聖者を求めて東洋へ向かった。
LSDを試してみようという何人かの人から興味深い反応を得ることができた。
”なかなかいいが瞑想にはかなわない”という聖者(変換で正邪)
”頭痛がしただけだ”と文句をいうラマ層。
アルバートが最も興味を示したのがヒマラヤの丘陵地帯に住むある聖者だった。
老齢ということもあって緩やかな量50~75マイクログラムを与えようと考えたが、
聖者は強いほう(305マイクログラム)に興味を示したので仕方なく一錠渡した。
しかし、もう一錠、もう一錠といい、合計915マイクログラムを飲んだ。
アルバートは大変驚き、この聖者がいつ豹変するかと思ったけれど
ときたま目がキラッとするだけで何も起きなかった。
アルバートはこのあとLSDをやめて名前をラム・ダスと変え神秘主義者になった。
こんなことがホログラムの本に書いてありました。
本物の薬を飲んでもなんともない人、
プラシーボで本物の薬と同じ効果が出る人、
本物でもプラシーボでも効果が出る人、
本物でもプラシーボでもまったく影響を受けない人、
「こころ」にまったく影響を受けないモノがあるだろうか、と考えたら
量子力学的に考えてもそんなモノは存在しないように思いませんか?
もし存在するとしたら、それはなんでしょうか。
こころをコントロールできる人?
こころを無にできる人?
こころはこころを超えられる?
こころはこころをコントロールできる?
つづく
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| こころとからだの健康/アーユルヴェーダ/ホメオパシー | 22:43 | comments:8 | trackbacks(-) | TOP↑
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| | 2010/10/05 19:07 | |