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あいさつ

表紙の写真の作品は、2003年に制作したものです。
尚、当ブログの記事の引用・転載は必ずリンクを貼ってください。


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閉じ込められた神が動きだした? その84 (クマは高句麗、古代イスラエル?)



現在の台風13号

福島県西会津町の住宅街で親子の熊3頭が柿の木に登ったかと思うと
今度は山形県飯豊町椿の民家の杉の木に親子の熊3頭。(山形新聞
img_2010102100239.jpg
可愛い!
しかし、どうして杉の木に登ったの?(微笑

地図でみると二つとも場所が結構近いですね。
海の向こうは古代に「渤海」が。

まずシンプルに、熊が木に登る=檀君王の神話。
まさに御神木。
2頭の小熊は神話では誰になるかな?


母がよく桃栗3年、柿8年と言っていたので柿のメッセージは八かな。

杉といえば何度も書いてきたように権力の象徴、オベリスクと考えてます。
その杉に親子の熊が上ったということは…
高句麗の神、あるいは熊野で考えれば古代イスラエルの神が出てくるということでしょうか。

杉は源氏のイメージが強くて
頼朝といえば何度も書いた九十九里浜の「箭挿神社」の49本の矢。
これはチリの落盤事故、台風の13になりますね。
やっぱり親子3頭で考えても古代イスラエルの神かな?

タイトルの数字が84で12です。
やっぱり古代イスラエルかな。

そして前回のサル(申)同様、小沢さんのことでもあるかもしれません。
熊野古道を歩いた小沢さんですから。

熊野に関してはたくさん書いたので検索してください。
検索すると37件ヒットしましたがその中から少しピックアップして置きます。

閉じ込められた神が動きだした? その23 (古代イスラエル 2)
閉じ込められた神が動きだした? その27 (古代イスラエル 5)
閉じ込められた神が動きだした? その30 (熊、船、茶、ハチ)
閉じ込められた神が動きだした? その40 (平成維新?)
7、三角波、三、三重

こちらは資料として、金達寿さんのお話から。
神社は朝鮮半島から来たの? その4

「日本の中の高句麗文化」

「高麗(こま)」のもつ意味

日本の中の高句麗文化ということですが、高句麗の場合、いや、朝鮮半島全体にしましても、もともとツングースとか、北から移ってきたものです。「三国史記」の「新羅本紀」などを見ましても、やはり、高句麗から来ているのです。伽耶にしてもそうですし、百済ももちろんです。ですから、高句麗は非常に基本的なものになっているわけです。

李朝の前、十世紀から始まる統一新羅以後の高麗時代が約五百年近く続きます。・・・・・古代日本では高句麗のことを高麗(こま)といい、それが後には朝鮮全体をさす名称ともなりました。高麗というのは非常に重要な意味を持っています。たとえば、神社に行きますと・・・・・コマ犬がいます。だいたいみな「狛」という字を当てておりますけれども、地方に行きますと「高麗犬」と書いているところもあります。・・・・・そこでまずコマということですが、コマのもとはクマです。クマは、高句麗ばかりではなく、古代韓国のトーテムといいましょうか、朝鮮に檀君神話というものがある。これは日本の天孫降臨神話とも非常に関係があります。簡単にいいますと、これも天から降りてくるというこういうものです。

・・・・それで、熊は聖なるものということになり、これは日本語では熊というのですが、朝鮮語ではコム(熊)といいます。そして、このコムはなまって日本の神様のカム(神)になります。神様という言葉がこれからきているわけです。現代表記ではカミですけれども、本当はカムなんです。だから、「かんながらの道」と言いますが。本当は「かむながらの道」です。

日本には熊野とか熊野神社というのがあちこちにありますね。有名なのは伊勢の向こうの三重県に熊野があります。この野は、古代ではヌと読んだ。そして、これは中島利一郎さんの「日本地名学研究」によりますと、古代日本では野は国土という意味も持ったそうです。そうだとすると、熊野はコムナラ、カムの国ということにもなるわけです。

朝鮮でもこのコムはカムとなり、カムナム、すなわち「神の木」ということにもなる。大木に神様が依りつくというのは、今でもありますね。そして、この神の木が日本語ではカムナビ(神奈備)になる。つまり神体山になるわけです。大和の三輪三山はご承知のように、本殿がなくて、裏の三輪山が神体になっています。これをカムナビといいます。これはカムナムから来ているのです。

神社は、いま朝鮮ではほとんどなくなりましたが、ダンモク(堂木)というのが残っています。神の依代としてのこれは、まだ残っています。みなさんは韓国の慶州に行かれて、感恩寺に行ったことがある方があるかもしれませんが、廃寺の跡に大きな石塔が立っています。有名な海中稜のある近くです。感恩寺は以前は神国寺といって、その名残の大きな木が一本立っています。これは日本語では槐で、朝鮮語ではキモクという堂木です。そこにしめ縄が張られています。これが朝鮮における神社の名残です。つまり、これがカムナム、神の木です。日本でいう神の依代です。


以上。

「カムナム」ってやっぱり「カタカムナ」に似てる。



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| | 2010/10/21 20:12 | |

古代朝鮮語

 熊のことを古代朝鮮ではコマと呼ぶのでしょうか?古代朝鮮語に関してはあまりに資料がないので。
 現代の半島の学者達は現代朝鮮語の発音をもって、日本に伝わってこうなった、と言うとんでもない物が多いのです。
 檀君神話に関しても、中国の文献にあったもので、自国には資料が残っていなかったと記憶してあります。
 これらはチャネリングによる内容でしょうか?私が受けた内容は、狛犬はつまり社を守るスフィンクスであり、阿形と吽形で始まりと終わりを表す。αでありΩであると同義である・・・などというものですが。
 何か感じるところがあれば、コメント願います。

| きくりん | 2010/10/22 13:28 | URL | ≫ EDIT

Re: 古代朝鮮語


> これらはチャネリングによる内容でしょうか?

『神社は朝鮮半島から来たの? その4「日本の中の高句麗文化」「高麗(こま)」のもつ意味』これらのことを言われているのでしょうか?そうなら金達寿さんの本を書き写したものです。しかし金さんも書かれているように、内容が内容だけに金さんが書かれていること、お話されることは金さんのオリジナルではなく、すべて日本の学者の説です。皇室の方のお話も一箇所出てきますよ。

>現代の半島の学者達は現代朝鮮語の発音をもって、日本に伝わってこうなった、と言うとんでもない物が多いのです。

こういったことを言われるから、だから半島の学者の説は一切抜きで書かれてます。

神社は朝鮮半島から来たの? その4の中に『さらに、林屋辰三郎さんの岩波新書の「京都」という本にはこう書かれています。』と書いてますよね。

| まゆみ | 2010/10/22 17:28 | URL |

熊がコンナニモ早くから人里に現れて来るというのは、今年の冬は早いのかもしれない。
今年の富士山の初冠雪も例年より早かった。
熊が餌をより多く必要とするのは、今年の冬は長いのかもしれない。

熊が杉の木に登っていた図は、
今年の冬は雪が深いゾ、と教えてクレタように見えた。

| あかとんぼ | 2010/10/23 08:52 | URL | ≫ EDIT

Re: あかとんぼさん

熱圏が崩壊してるので平年よりも寒くなるのではないでしょうか。熊が現れる理由はいくつもあるかもしれません。

引越しはもうすぐです。ご心配おかけして申し訳ありません。

| まゆみ | 2010/10/23 11:48 | URL |















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