どうしていいかわからないことへの感動

12月から週に一度、絵を習っています。
先日、4回目が終わりました。
絵はまったくの自己流で今まで一度も習ったことがありません。
松本に近い場所に越すことになったら絵を習おうと決めていました。
松本には美大・芸大の予備校『マツモト アートセンター』があるからです。
私は一般人でも絵を学べる美術教室です。
私が絵を習うことに驚く人もいるのですが
私自身、人に何かを習うこと自体好きではないけれど
でも『マツモト アートセンター』なら
基礎を学びたいとずっと思っていました。
自由度が増すと思ったからです。
私の先生は美術家の北澤一伯さん。
北澤さんとは良く知った間柄なので
何でも言いたいことが言えるので
だからこそ”ビシバシコース(厳しいコース)”でお願いしてます。
本当は2時間ほどの時間なんだけれど毎回、4時間になってしまう。
あっという間の4時間だけれど、今の私には貴重な時間。
自宅にはアトリエがないので週に一度のこの時間だけなんです。
最初に鉛筆を削ることからはじまるのですが
文字とは違う絵を描くための鉛筆削りに、
とことん不器用な私に感動すら覚えました。
なんといっても最大の感動は”難しいこと”
”どうやっていいかまったくわからないこと”です。
この大変さに感動します。
感動という表現は伝わりにくいかもしれないけれど、
この言葉しか浮かばないのです。
絵を学ぼうと思った私の選択に間違いはなかった、
とつくづく思いました。
生まれてはじめて木炭を持ち、
1回目と2回目は四角く区切ったグラデーションの練習。
これが難しくて全然できない。
北澤さんらしい丁寧さで教えてくれるけれどまったくできないのです。
写真の眼のデッサンは3回目と4回目で描きました。
自分の眼を拡大レンズと鏡を合わせて、見えるものを何でも描くのです。
北澤さんの言うことが頭ではわかっていても描けないのです。
とっても恥ずかしいけれどあえて公開してみます。
| 絵/デッサン | 21:46 | comments:19 | trackbacks(-) | TOP↑
最初、この写真が一枚の絵に見えたよ。
まゆみさんの絵がこれからどんな風になっていくのか楽しみ。
| nao-p | 2010/12/30 00:00 | URL |