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あいさつ

表紙の写真の作品は、2003年に制作したものです。
尚、当ブログの記事の引用・転載は必ずリンクを貼ってください。


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闇と光 その4


http://pds.exblog.jp/pds/1/200801/15/62/b0086362_18134913.jpg',400,300,'1');" OnMouseOver="this.style.cursor='hand'"/>


純粋な黒、闇は、純粋な白、光に匹敵するんじゃないだろうか。

今朝、瞑想してそう思った。

人間の心の闇というときの色は「黒」だと思ってる人が多いと思う。
でも、黒といってもそれは純粋な黒ではなく、
黒に近い濁った色のことを言ってるんじゃないだろうか。
この前紹介した「色の三原色とRGB値」のように
色を混ぜ合わせても純粋な黒にはならなくて濁った色になる。

宇宙は闇で
そこに「光あれ!」で世界が始まったとしたら
この闇こそが、純粋な黒。
闇の言葉ですぐ浮かぶのが、宇宙のあの静けさ。

闇の字を眺めると、門の下に「音」がある。
以前、閃きの言葉で、宇宙空間に浮かんでいる門の下に人が立っている
と書いたけれど、闇の字には音がある。

闇の字をイメージすると、それはまるで宇宙の始まりのようである。
音、言葉、光 …


きょうは再び「闇と光」について書こうと思いまず思い出したのが、
この前、白について紹介した「色の三原色とRGB値」、
これを元に記事を書きながら考えていきます。

●光の三原色(RGB)では
赤、緑、青の3色の光を、さまざまな強さで混ぜ合わせると色んな色になる。
100%の強さで混ぜ合わせたら白、0%にしたときが黒、これを加法混色と
いい、この名は色を表すのに黒に光を加えていくことからきている…。
こんなふうに書いてある。

まずこれで思ったのが
これはまさしく私たちの3次元の世界。
光と闇の世界。
この世界を作り出しているのは色んな色、
色んな色とは、多種多様な存在、人間、心、意識。
私の詩「すべてはつながっている」にも全く同じことを書いている。

100%の強さで混ぜ合わせた白と、0%にしたときの黒、
白と黒はある意味、同じじゃないだろうか。
以前にも書いた、0次元に全てが含まれてると思ってることとも似てる。

100%の強さで混ぜ合わせた白は、小さな子供に似ている。
3色の光が100%に近い感じがする。
自分の子供の頃を考えてもわかるように、
子供は、無邪気で天真爛漫、バランスが良い。

0%にしたときの黒は、生まれたての赤ちゃんに似ている。
0って感じがしませんか?
これで考えれば、
生まれたての赤ちゃんに色を加えていくとそれぞれの色になる。
色んな色とはそれぞれの人生経験。
小さな子供のようにバランスよくイノチを100%生きている人は、白色。

真理に近い生き方の一番の見本は、赤ちゃんと小さな子供。
0%と100%の間で四苦八苦悶えているのが、私たち大人。

この世界には、0%も100%もまず存在しない。
みなその間を行ったりきたりしている。
純粋な白をいわゆる光として考えれば、
イノチを100%生きてないから、世界は濁った色、不幸なんだろうね。
人類がイノチを100%生きれば、この世界は光になるのかも知れない。

これはチャネリング詩でしつこく出てくる
イノチのハタラキと全く同じことだと今気がついた。
100%の強さの光の色のことを、チャネリング詩で伝えていたのかも知れない。
こうやってチャネリング詩を少しづつでも客観的に検証できることは嬉しい。


●色材の三原色(CMY)では
シアン、マゼンタ、イエローの3色をさまざまな割合で混色するとあらゆる色に
なる。3つの原色を100%の濃度で混ぜ合せると黒になり、これを減法混色と
いい、この名は黒から色の割合を引いていくところからきている。
●カラー印刷に使う4色(CMYK)では
シアン、マゼン、イエローでは鮮やかな色にならないためにK(黒、墨)を加える。
こんなふうに書いてある。

これも私たちの世界。
光とは逆で、今度は100%の濃度で黒になる。
(強さと濃度の違いはあるけれど)
しかも鮮やかな色にするために必要なものが、K(黒、墨)。
きっと、このK(黒、墨)が純粋な闇。
純粋な黒、闇がないと世界は始まらない、創造出来ない。

昔、私の言葉を完璧にコピーする特技の友人がいて
私の目の前で、まるで自分の言葉のように他者にしゃべるから、
「まるで白黒のコピーみたいだね」とある日言ったら、もの凄く怒った。

でも、世界はカラー印刷に似てるよね。

純粋な黒はどうやって作るんだろう?
純粋な闇はどうすれば感じることができるんだろう?

こう考えてくると
心の闇はやっぱり、純粋な闇、黒ではなく濁った色だね。
こころの闇と向き合うことは、純粋な闇に出会うことになるんじゃないかな。
闇を見るためには光が必要で
光を見るためには闇が必要、ということなんじゃないかな。

この世界には完全なものはない、
100%の悪も100%の善もない、
みなそれぞれのバランスで生きている、
こんなことをよく言ってきたけれど、

真の闇を知っている者は、真の光を知っている者
真の光を知っている者は、真の闇を知っている者

真の純粋さを持つ人は色んな色、
いわゆる色んなことを体験している人のことだと思ってて、これとも重なる。

人間として生まれてきたならば、こうありたいですね。


今日はこれまでです。(長くなってごめんなさい)
いつも感じるままに書いていくので後になって書き直したくなることがよくある。
今日の記事は、最近の騒動があったからこそ書けたのだと思う。
何かが起きて、考え、閃き、書く。
そして読者の方がそれを読み、また言葉を発する。
そしてまた私が考え、閃き、書く。
こうやってつながっていく。

光の三原色、色材の三原色、カラー印刷に使う4色、RGB値で
また新たに考えてみて閃いたら書きます。


下は以前書いたものです。

闇と光 (闇と光を書くきっかけになった短い文章です。)
http://cocorofeel.exblog.jp/6752665

闇と光 その2
http://cocorofeel.exblog.jp/6760477

闇と光 その3
http://cocorofeel.exblog.jp/6764194

つながっている感触 その7 そして
http://cocorofeel.exblog.jp/7171688/

「ルシファーとは何ですか」 (こちらは騒動になったチャネリング詩です。)
http://cocorofeel.exblog.jp/7740628
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| 未分類 | 13:20 | comments:15 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

この記事良いですね~^^
これは、自分自身が感じている感覚とほとんど一緒です。
 ただ、純粋の黒と純粋の白が合わさったら、どうなるんでしょう!?
悪と善でも同じことだが云えるような気がします。

毒を知らねば薬は作れない 自分はそう思うんですよ。
悪を知らなければ、善もまた知り得ないみたいな。

>真の闇を知っている者は、真の光を知っている者
真の光を知っている者は、真の闇を知っている者

だから↑は良くわかります。

今日は別件でコメントするつもりでここにきたのですが、こっちの方に興味を持っちゃいました(T_T)

この記事に関しては又お邪魔させてもらうことにします。

| やす | 2009/07/12 13:04 | URL | ≫ EDIT

>真の純粋さを持つ人は色んな色、
いわゆる色んなことを体験している人のことだと思ってて、これとも重なる。

人間として生まれてきたならば、こうありたいですね。

激しく同感です。

善と悪、光と闇、この中間ってなんだろうって思います。
バランスと云うか、調和が取れていたら何も無いことになりませんか?
有るか、無いか!あるようでないのか、ないようであるのか。

そこで、0、これ、全て含むものの調和が取れていると無で、バランス、調和が崩れると有(混沌)。

今の自分達のこの世界、宇宙というのは混沌の世界なのかも知れないなって、漠然と感じています。

| やす | 2009/07/12 15:39 | URL | ≫ EDIT

コンナ世の中デモ、
わたしには、美しい世界に映ります。

最近、雀が目の前にヨク現れます。
ススメ、ススメ、
前にススメと。
ソンナふうに囃してイルのだろうか

| あかとんぼ | 2009/07/12 20:14 | URL | ≫ EDIT

あかとんぼさん

>コンナ世の中デモ、
わたしには、美しい世界に映ります。

↑はい、そうですね、自分もそう思います^^
真夏のぎらぎらした青い空と白い雲を見て、夕暮れの紅く染まる空と焼けた雲をみて、綺麗だなーって思います。
海も山も、道ばたに咲いてる花を見たって綺麗だなーって思います。
たくさん見たいしたくさん見ていたいですね、この美しい地球を、たくさん感じたいですね、この世界を^^


| やす | 2009/07/13 19:53 | URL | ≫ EDIT

>善と悪、光と闇、この中間ってなんだろうって思います。

やすさんのこの質問の意味がわかりません。
中間って?

| mayufuru | 2009/07/13 21:08 | URL | ≫ EDIT

うーんと、善ありきで悪がありますよね?
それと光があるから闇があるんですよね?
だとしたら、善がなければ悪も無いという意味での中間ですけど、わかりにくいですかね^^;
中庸であれば何もなかったことになりますが、光と闇に関しては、どうなるんでしょうかね??

| や | 2009/07/13 22:01 | URL | ≫ EDIT

や←やすです

| やす | 2009/07/13 22:01 | URL | ≫ EDIT

この記事はまだ未解決の部分があることをまず書いておきます。

リンクしてある「闇と光 その2」にも書いたように最初は闇でしょ。そこに光あれで始まるので。

色だと黒と白を混ぜ合わせて説明しやすいけれど、光と闇の中間なんてあるのでしょうか。たとえば、闇を黒としたら光は白にはならない。光は透明だから。色も光を反射したり吸収したりで何色かが決まるわけだから。色は面白いけれど難しいです。

善も悪もないというのは赤ちゃんから幼児まで。ただ幼いので概念がないだけだから、大人で考えれば、何もないのではなく、この前の記事に書いたように、全部あるけれど何処にも属さないかな。

善悪というのは何かしらの基準があって、しかも国や民族や宗教や時代や個々によって変化するでしょ。

| mayufuru | 2009/07/13 22:24 | URL | ≫ EDIT

どう説明しようかと考えていましたが、眠くなって来たので寝ますw
この辺はプロさんにも来て貰いたいな;;
明日またチャレンジしてみます。 おやすみなさい。

| やす | 2009/07/13 22:57 | URL | ≫ EDIT

まゆみさん、こんばんは。

闇と光 その4 を読んでふっと感じたのが 沖縄 でした。
以前6年間石垣島に夏になると家族旅行で行きました。
沖縄には懐かしさがあります。
光と影を思うとき 美しい空と海 と 悲惨な過去からの歴史、そして今もその影を日本の中で一番背負わされながら(決して癒されていない傷を抱えながらも)も優しく本土の人間を迎えてくれるおおらかさと懐かしさ。
開国以来世界の潮流に翻弄され続けてきた日本の過去現在未来の縮図を(私的には八重山諸島)沖縄にみる思いをしています。


| 774 | 2009/07/13 23:25 | URL | ≫ EDIT

774さん、確かにそうですね。
知ってはいるつもりでも、闇と光の記事でお話を伺うと、じ~んときます。

| mayufuru | 2009/07/13 23:47 | URL | ≫ EDIT

こんばんは^^

何気に過去記事を読み進めていたら、こういうコメントがありましたので、引用させてもらいますね。

>宇宙の創造は相対する均衡の崩れから起きているとしたら、人間の善を出すにはそれ相応の悪なるものが必要なのかも知れませんね、ふとこれを書いていて思いました。

| やす | 2009/07/14 20:39 | URL | ≫ EDIT


それと、このコメントには感心しましたので

>善悪の基準はあくまで人間がそれぞれの個人の都合で設けたもので、立場やその時々の状況次第でいくらでも変わるものであるということです。そもそもこの世が成り立っているということは相反する全てのものを融合したシステムが稼動しているはずだから、清濁を併せ持つ要素が許容されていてしかるべきです。すべては相似象であるとの観点から見れば当然我々人間社会においてもそのシステムが生きているはずです。それに全てを善か悪か、黒か白かの択一選択を求められる社会自体が融通がきかないがんじがらめの閉塞感に満ちた現代社会を生み出しているということなのでしょう。単純に善と悪とだけの比較問題ではなく、この世の成り立ちは全て相反するふたつの要素の絡みで発生しています。それを生み出すエネルギーのもとを感受することが我々大和民族の生きている証しではと感じております。

| やす | 2009/07/14 20:41 | URL | ≫ EDIT

このコメントはアシアトウアンさんという方のモノですが、ちょっとお借りさせてもらって、

>善と悪、光と闇、この中間ってなんだろうって思います。

やすさんのこの質問の意味がわかりません。
中間って?

アシアトウアンさんのコメントを参考にしてもらって、↑の意味にしてもらえますか?

一番上のコメントはまゆみさんのなんですが、相対性のくずれというのは自分の考えと一緒なんですよ。
 
ここで自分が言いたかった事はすでに、出ていたんですね^^;
お恥ずかしい><

あと、ななよさんコメントには脱帽です。
人のこころの光と闇を、感じさせて貰いましたm(_ _)m

| やす | 2009/07/14 20:41 | URL | ≫ EDIT

>善と悪、光と闇、この中間ってなんだろうって思います。

支点としての自分かな。

| mayufuru | 2009/07/15 22:39 | URL | ≫ EDIT















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