闇と光 その4

純粋な黒、闇は、純粋な白、光に匹敵するんじゃないだろうか。
今朝、瞑想してそう思った。
人間の心の闇というときの色は「黒」だと思ってる人が多いと思う。
でも、黒といってもそれは純粋な黒ではなく、
黒に近い濁った色のことを言ってるんじゃないだろうか。
この前紹介した「色の三原色とRGB値」のように
色を混ぜ合わせても純粋な黒にはならなくて濁った色になる。
宇宙は闇で
そこに「光あれ!」で世界が始まったとしたら
この闇こそが、純粋な黒。
闇の言葉ですぐ浮かぶのが、宇宙のあの静けさ。
闇の字を眺めると、門の下に「音」がある。
以前、閃きの言葉で、宇宙空間に浮かんでいる門の下に人が立っている
と書いたけれど、闇の字には音がある。
闇の字をイメージすると、それはまるで宇宙の始まりのようである。
音、言葉、光 …
きょうは再び「闇と光」について書こうと思いまず思い出したのが、
この前、白について紹介した「色の三原色とRGB値」、
これを元に記事を書きながら考えていきます。
●光の三原色(RGB)では
赤、緑、青の3色の光を、さまざまな強さで混ぜ合わせると色んな色になる。
100%の強さで混ぜ合わせたら白、0%にしたときが黒、これを加法混色と
いい、この名は色を表すのに黒に光を加えていくことからきている…。
こんなふうに書いてある。
まずこれで思ったのが
これはまさしく私たちの3次元の世界。
光と闇の世界。
この世界を作り出しているのは色んな色、
色んな色とは、多種多様な存在、人間、心、意識。
私の詩「すべてはつながっている」にも全く同じことを書いている。
100%の強さで混ぜ合わせた白と、0%にしたときの黒、
白と黒はある意味、同じじゃないだろうか。
以前にも書いた、0次元に全てが含まれてると思ってることとも似てる。
100%の強さで混ぜ合わせた白は、小さな子供に似ている。
3色の光が100%に近い感じがする。
自分の子供の頃を考えてもわかるように、
子供は、無邪気で天真爛漫、バランスが良い。
0%にしたときの黒は、生まれたての赤ちゃんに似ている。
0って感じがしませんか?
これで考えれば、
生まれたての赤ちゃんに色を加えていくとそれぞれの色になる。
色んな色とはそれぞれの人生経験。
小さな子供のようにバランスよくイノチを100%生きている人は、白色。
真理に近い生き方の一番の見本は、赤ちゃんと小さな子供。
0%と100%の間で四苦八苦悶えているのが、私たち大人。
この世界には、0%も100%もまず存在しない。
みなその間を行ったりきたりしている。
純粋な白をいわゆる光として考えれば、
イノチを100%生きてないから、世界は濁った色、不幸なんだろうね。
人類がイノチを100%生きれば、この世界は光になるのかも知れない。
これはチャネリング詩でしつこく出てくる
イノチのハタラキと全く同じことだと今気がついた。
100%の強さの光の色のことを、チャネリング詩で伝えていたのかも知れない。
こうやってチャネリング詩を少しづつでも客観的に検証できることは嬉しい。
●色材の三原色(CMY)では
シアン、マゼンタ、イエローの3色をさまざまな割合で混色するとあらゆる色に
なる。3つの原色を100%の濃度で混ぜ合せると黒になり、これを減法混色と
いい、この名は黒から色の割合を引いていくところからきている。
●カラー印刷に使う4色(CMYK)では
シアン、マゼン、イエローでは鮮やかな色にならないためにK(黒、墨)を加える。
こんなふうに書いてある。
これも私たちの世界。
光とは逆で、今度は100%の濃度で黒になる。
(強さと濃度の違いはあるけれど)
しかも鮮やかな色にするために必要なものが、K(黒、墨)。
きっと、このK(黒、墨)が純粋な闇。
純粋な黒、闇がないと世界は始まらない、創造出来ない。
昔、私の言葉を完璧にコピーする特技の友人がいて
私の目の前で、まるで自分の言葉のように他者にしゃべるから、
「まるで白黒のコピーみたいだね」とある日言ったら、もの凄く怒った。
でも、世界はカラー印刷に似てるよね。
純粋な黒はどうやって作るんだろう?
純粋な闇はどうすれば感じることができるんだろう?
こう考えてくると
心の闇はやっぱり、純粋な闇、黒ではなく濁った色だね。
こころの闇と向き合うことは、純粋な闇に出会うことになるんじゃないかな。
闇を見るためには光が必要で
光を見るためには闇が必要、ということなんじゃないかな。
この世界には完全なものはない、
100%の悪も100%の善もない、
みなそれぞれのバランスで生きている、
こんなことをよく言ってきたけれど、
真の闇を知っている者は、真の光を知っている者
真の光を知っている者は、真の闇を知っている者
真の純粋さを持つ人は色んな色、
いわゆる色んなことを体験している人のことだと思ってて、これとも重なる。
人間として生まれてきたならば、こうありたいですね。
今日はこれまでです。(長くなってごめんなさい)
いつも感じるままに書いていくので後になって書き直したくなることがよくある。
今日の記事は、最近の騒動があったからこそ書けたのだと思う。
何かが起きて、考え、閃き、書く。
そして読者の方がそれを読み、また言葉を発する。
そしてまた私が考え、閃き、書く。
こうやってつながっていく。
光の三原色、色材の三原色、カラー印刷に使う4色、RGB値で
また新たに考えてみて閃いたら書きます。
下は以前書いたものです。
闇と光 (闇と光を書くきっかけになった短い文章です。)
http://cocorofeel.exblog.jp/6752665
闇と光 その2
http://cocorofeel.exblog.jp/6760477
闇と光 その3
http://cocorofeel.exblog.jp/6764194
つながっている感触 その7 そして
http://cocorofeel.exblog.jp/7171688/
「ルシファーとは何ですか」 (こちらは騒動になったチャネリング詩です。)
http://cocorofeel.exblog.jp/7740628
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この記事良いですね~^^
これは、自分自身が感じている感覚とほとんど一緒です。
ただ、純粋の黒と純粋の白が合わさったら、どうなるんでしょう!?
悪と善でも同じことだが云えるような気がします。
毒を知らねば薬は作れない 自分はそう思うんですよ。
悪を知らなければ、善もまた知り得ないみたいな。
>真の闇を知っている者は、真の光を知っている者
真の光を知っている者は、真の闇を知っている者
だから↑は良くわかります。
今日は別件でコメントするつもりでここにきたのですが、こっちの方に興味を持っちゃいました(T_T)
この記事に関しては又お邪魔させてもらうことにします。
| やす | 2009/07/12 13:04 | URL | ≫ EDIT