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あいさつ

表紙の写真の作品は、2003年に制作したものです。
尚、当ブログの記事の引用・転載は必ずリンクを貼ってください。


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ブータンに何が起きたのか?


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インドと中国にはさまれた
世界唯一のチベット仏教を国教とする王国ブータン。
そのブータン王国が終焉を迎える。

ブータン(幸せを最高のゴールとした地)
精神の安寧を一番重要と考えてきたブータン王国。

ヒマラヤの静かな王国は初の議会選挙で
月曜日に1世紀以上の最高の支配を終える。
あきらめている王とは別に国民は満足ではない様子。
候補者は誇らしげに自身を君主制主義者と呼ぶ。

国民は誰もこの選挙を望んでいない、
変化を望んでいないとあるのに
何故、選挙が行われたのか?
ある労働者は投票を「胸が張り裂けるよう」だと言う。

民主化されたネパールとバングラデッシュが
災害の方向へ向かうをみてブータンの人々は狼狽した。
インドでしばしば行われる不正と混沌の政治をみせられて
ブータンの人々の心を悩ませる。
国民は南アジアで起きていることは要りませんと言う。

どうやら暗雲が漂っている。

民主化の声を合図に行われてきた多くの戦争
そして世界をひとつの価値に混乱に向かわせようとしている。
自由と平等と平和と民主化と…
なんと胡散臭い言葉。

長い間近代社会を拒絶して生きてきた美しい国ブータン。
つい最近まで電気も舗装道路もなく通貨もなく
物々交換形式の暮らしで観光客一人も入れなかった国。
故に素朴で美しい風景と人々がそこにはあった。
ヒマラヤ登山などの観光は規制されその他多くの規制があった。
(99年の一年間だけテレビとインターネットを許可したそう)

現代文明を拒絶してきたおかげで
環境が守られ原始のままの森があり
そして文化が守られ人々の心が守られてきたブータン。
私の好きだったブータンが変わる。

そして数万人のネパール難民がいるブータン。
彼らはどうなるのか?

ネパールといえば
ビレンドラ国王を含む王族の謎の射殺事件
そして3年前の非常事態宣言
そのネパールからの難民がいるブータン。

ネパールの次はブータン
今回の選挙ともつながっているんじゃないかな。

ヒマラヤ周辺の聖地が狙われている。
ブータンを「雷龍の地」とも言うらしい。
確かに国旗の絵がそうだね。

Bhutan will end royal rule(英語)
http://www.iht.com/articles/2008/03/23/asia/bhutan.php



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ダライ・ラマ14世について何か書いてみようと思う。
でもよく考えたらほとんど何も知らないことに気がついた。
何故知らないかといえば興味がないからです。
だから感じたままのみ書いてみます。

コメントにも書いたように
ダライ・ラマを映像でみたときに感じたのは
気の良い土建屋の社長さんみたいな顔だな、
世間で言われてるような聖人にはまったくみえない。
これだけでした。

ただ彼の栄養が行き届いたような体格、
余裕のある様子をみていると
チベットを移動するときに乗るベンツをみると
オヤ?と思う。

かなりの資金を持っているなと思う。
その資金はどこから出てるのかな?
想像すればすぐわかること。

ノーベル平和賞の授与。
ノーベル平和賞ってアル・ゴア佐藤栄作ももらったもの。
奇妙な胡散臭い平和賞。
最近ではブッシュから米国最高勲章も授与された。
どうして受け取るんだろう、
やぱり仲良しなんだね、って思う。

ダライ・ラマはイルミナティだと爬虫類人(レプティリアン)との噂がネット上にある。
この三つの言葉で検索すればたくさんヒットするはず。
それらに影響されたくないので私の感じたままを書いていきたい。
私なりにちょっとだけ検索してみた。

阿修羅♪ブログ
「ダライラマ14 世のもう一つの顔」
http://blog.livedoor.jp/asyura2007/archives/50950582.html
「ダライ・ラマグループ」と「ダライ・ラマ14世」とを混同する書き方は、無知か、意図的か?
http://blog.livedoor.jp/asyura2007/archives/50950103.html

この阿修羅ブログに
ダライ・ラマがかつてアメリカの支援を受け対中武装闘争を戦っている
その写真が紹介されている。
背後に米国がいるといった私の勘は当たってると思う。

さて、チベットはざっと知ってても歴史はよくわからない。

一体、ダライ・ラマとはどういうものなんだろう?
いつから存在しているの?
一体、何の化身なの?
ダライ・ラマの転生を探してダライ・ラマに仕立てて何になるの?
絶大なる権力の誇示じゃないの?
転生探しの裏には汚い駆け引きがあるんじゃないの?

ダライ・ラマ14世はどうしてこんなに多くの本を出しているの?
どうして多くのメディアに出ているの?
あなたが登場してから西洋人の仏教徒が増えましたね。
ハリウッドスターのリチャード・ギアは有名、彼が宣伝役になったのかな。

こんなことを率直に感じる。

彼はチベットの貧しい人々とは
異常にかけ離れた場所に住んでるようにみえる。

少し前に(NHKだったかな?)
チベットで大儲けをしている中国人の番組をみたことがある。
世界中から観光客がやってくる今や観光地になったチベット
その観光客向けのホテルの中国人オーナーが
貧しいチベット人を上手い話で釣って雇用するお話。
雇ったチベット人を案内人(交渉人)にしてチベット各地に入り込み
現地の人と交渉させ、文化遺産的な仏像や宝物をタダ同然で買占める。
案の定、それらを自分のホテルで文化遺跡として展示し高額で販売していた。

これだけではあきたらず
今度はチベットの神事に目をつけ
神事をホテルで開催させてまたまた大儲けをたくらむ。
こんなドキュメントだった。

どうなってしまうのかと心配してみていたら、
雇われた若者があまりにひどい雇用契約に怒って辞めていった。
チベットの人の魂を見せられたようで感動的だった。
彼はあれからどうしてるのだろう?


チベットの地震と暴動のこともあるので一年前に書いた
ヒマラヤの噴火か地震を連想させる夢の記事を載せておきます。
地震予想(2007-02-02)
http://cocorofeel.exblog.jp/6423147

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| 未分類 | 19:37 | comments:15 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

ブータンの方々は明らかに日本人顔してますね。(といっても昭和の日本顔で、最近の人たちは朝鮮半島の顔をしている人が多いです。)ブータンで起こっていることと日本の行く末もきっとつながっているのだと思われます。他のいろいろなニュースよりも重要なのかもしれません。

もうひとつ心配なのが福田総理です。週刊誌などで、孤立状態にされていると報道されています。なんとか手腕を発揮できる環境になってほしいです。
というのは、スリランカに明るい方ですので(スリランカ協会等)たぶんスリランカの行く末と日本の行く末にも関連があるのだと思います。日本語っぽい地名も多いですから。支持率とかも大事ですが、つながり的に見て福田総理は長く在任されたほうが日本人のためにはよいのだと思います。

ちょっとよくわからない投稿をしてしまっていますが、民族的な横つながりというのは結構あるのかもしれないなあということで何かを分析するときの参考にしていただければと思います。

| 123 | 2008/03/25 21:57 | URL | ≫ EDIT

ご存じなかったら、書くべきではありません。

毎日読ませていただいておりますが、今日でやめます。
いいこともお書きになっているのに、残念です。

| Dakini | 2008/03/26 11:49 | URL | ≫ EDIT

123さん、ブータン、とっても気になります。

前にも書きましたが、私は福田さんは官房長官時の印象が悪かったので好きじゃないのですが総理になってからは印象が多少良くなってますね。昨日母親から手紙が届いて福田総理を批判してました。特別の意味はないのですがタイミング的に書いておきます。

| mayufuru | 2008/03/26 12:06 | URL | ≫ EDIT

Dakiniさん、チベット、ダラ・イラマに関しては特にこういった批判があることを承知で書いております。

長い間、読んでいただいてありがとうございました。さようなら。

| mayufuru | 2008/03/26 12:08 | URL | ≫ EDIT

こんにちは。暇があるとよく覗かせてもらってます。
いつも貴重な情報と、示唆に富んだ内容に気づかされることが多く、まゆみさんには感謝しています。

さて、中国がチベットの独立を認めない理由ですが、私は地下資源にあるのではと考えています。中国が国内で採掘しつくしたレアメタルがチベットにはまだ残っているそうです。レアメタルの採掘をめぐって、中国とダライラマの背後にいるアメリカ(アメリカよりの大国)との資源戦争。
これが根本の理由では。

地下資源の採掘権というキーワードでブータンの変化を考えれば、
大国の思惑が見えてきますね。いつも苦しむのは何も知らされていない草民ですね。


| やまめ | 2008/03/26 16:17 | URL | ≫ EDIT

やまめさん、こんばんは。

そうえいば地下資源の話どこかで聞いたことがありますね。それも含めてあのあたりには何かがあるのでしょうね。

本当にいつも苦しむのは素朴に生きている人です。地下資源と言えばアメリカインディアンの土地もそうですね。あそこはウランでしたね。

| mayufuru | 2008/03/26 20:33 | URL | ≫ EDIT

まゆみさん、レスありがとうございます。

金属資源情報センターの資料です。
やはりチベット高原には地下資源が豊富に眠っているようです。

http://www.jogmec.go.jp/mric_web/current/06_36.html

もうひとつ 平成13年の国民新聞

http://www5f.biglobe.ne.jp/~kokumin-shinbun/H13/1307/130710chibetto-mineral.html

ウランも記憶にあるのですが確認できていません。

アボリジニの聖地にもウランが眠っているとか。
古代人はウランの力を知っていたのでしょうね。





| やまめ | 2008/03/26 21:53 | URL | ≫ EDIT

やまめさん、情報ありがとうございます。
明日にでもこの情報をブログで紹介させていただきます。

アボリジニもですか、そうなんですね、古代の人はウランの力を知っているからこそ悪いように使わないように守っていた人、守り人だったのでしょうね。いろいろとつながってきました。感謝です。

| mayufuru | 2008/03/26 22:04 | URL | ≫ EDIT

まゆみさんのお役に立ててうれしいです。また書かせてください。

| やまめ | 2008/03/26 22:07 | URL | ≫ EDIT

こちらこそよろしくお願いします。

| mayufuru | 2008/03/26 22:12 | URL | ≫ EDIT

まゆみさん、こんにちは!
ブータン。地球にこんな王国があってくれること自体が誇りだと思っていたのですが、こんなに急激に無理やり変えられつつあるとは…まゆみさんの記事で拝見して、がっくり、でしたが、書いていただいてありがとうございます。

| sachilabo | 2008/03/27 17:29 | URL | ≫ EDIT

まゆみさん、はじめまして。39歳主婦です。今日のきくちゆみさんのブログで、東京平和映画祭の事が紹介されていまして、『慈悲を生きる-ダライ・ラマ14世とチベット』 というのがどうも納得いきません。(これは私の勘でしかないのですが。)調べているうちにここに辿り着きました。大変興味深いですね、これから愛読させていただきます。中国がどうとか資源がどうとかの前に、ダライ・ラマという人物がいったい何者なのか、知らなければいけませんね。

| towa | 2008/07/13 00:50 | URL | ≫ EDIT

以下のサイトをご存知ですか?
・CIAの役割:ダライ・ラマの聖なる僧衣の背後
・塑像群《農奴の怒り》

| towa | 2008/07/13 00:52 | URL | ≫ EDIT

towaさん、はじめまして。

この記事の後からチベット、そして直感で嫌いなダライ・ラマを考察しましたので後の記事をごらんください。膨大な連載になっていますから読むのは大変だと思いますが。CIAのことも塑像群も出てきます。それらはまだいいほうで、トンでもないダライの恐ろしいものが出てきますよ。昨日も書いたところです。

| mayufuru | 2008/07/13 01:04 | URL | ≫ EDIT

是非連載を最後まで読ませて頂きます。ありがとうございます。

| towa | 2008/07/13 01:11 | URL | ≫ EDIT















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