東北、関東で大地震649 (とんでもないことが起きている予感)

一昨日の続きです。
辺見庸『瓦礫の中から言葉を―わたしの(死者)へ』より
気配と予感
宇宙にとっての一瞬が、われわれにとってはたとえば何億年だったりする。宇宙の光にとっては、たかだか一秒間がわれわれにとっては何億年もの光であったりする。われわれはそれを天体望遠鏡を見たり、詩を読んだりしながら感じることはあっても、生身の身体に、宇宙的な時間と宇宙的な現象が、直接に接触したり、交差したりするということは想定しなかった。でも今回、わたしはそれはありうるのだと思ったわけです。わたしは宇宙の時空間のなかにあり、わたしの心身の内部にも宇宙の広がりがあると。
その端緒といいますか、手がかりのようなものは、じつは3・11以前にも感じることができましたし、あるいはいま、3・11以降のこの瞬間この瞬間、この瞬間の次の瞬間にも、感じようと思えば感じることができるのではないかと思っています。だからわたしは、できるだけ耳を澄まそうと思う。できるだけそうしたささやかな諸現象に対してもっと敏感でいようと考えています。言葉で言うと、物の気配、或いは兆し、それからわたしが、自分の故郷の海の近くでいつも聞いていたような潮騒、海鳴り、それらからもたらされるような予感、予覚です。そういうことに対して、もっと敏感であろうとしている。
これは、コンピュータにデータを入力してもできることではない。われわれはコンピュータに入力できる数値にあまりに頼りすぎて、人の生き方万般が、それにかかっているかのように考えてきました。それは完全な誤りとはいえないまでも、まったく足りないものがあったのではないかとわたしは思います。
それはまずもって、大自然、宇宙に対する、たかのくくり方にあらわれていた。かつて、地震というものは、最大級でも、この程度しかなかった。したがってそれ以上は想定しないですむ、というのはデータ主義からきた、不遜な行為でした。それは著しく反省しなければいけない。大自然はそんなものではありません。宇宙の一瞬のくしゃみが、悪意でも善意でもなく、人間社会、人類社会の破滅につながるのだということを、考えなければいけない。
原発メルトダウン以降、わたしは「存在比」というすごい言葉を知りました。核燃料となるウラン235の存在比を、天然のウラン中の存在比0,71%より高くしたものが濃縮ウランというものだそうです。原子爆弾には存在比93%以上、一般の動力炉には3~4%のものが使われるといいます。天然のウラン中の存在比を人為的に変えることとはなにか。それは反宇宙的所業なのではないか。そうした核をもちいる発電が、本当に根源的に安全かどうか。宇宙の摂理に照らせばどうなのかということを、もっともっと謙虚に考えなければならないと思うのです。
かつてそうしてきたように、わたしは外界の気配の変化に耳を澄まそうと思います。現在はまたたく間に過去になります。眼前のものはなんであれ過去・現在・未来の気配を孕んでおります。目を見はり耳を澄まさなければなりません。

「陸前高田の「一本松」、根元設置=3月初旬にも「奇跡の復活」-岩手」(時事)
*この写真をみた瞬間、過去への執念をみて気持ち悪いと思った。
ここまでする必要はない。木もそれを望んでいない。
「除染のためガスバーナーで融雪、空き家を全焼」(読売)
*驚いて笑ってしまった。
ガスバーナー使う発想が幼稚すぎる。
しかも空き家でしょ、雪を解かしてまで除染する必要はない。
この国で、想像よりとんでもないことが起きている予感。
「福島県伊達市の子供のWBCの結果 6000 Bq/body 検出」(まっちゃんのブログ)
キャベツ 白菜 ほうれん草 大根 セシウムよりストロンチウムの吸収高い。
*セシウムしか調べてないからね。
リンク先の図をみればよくわかるけれど
セシウムが少ないからといって出荷されているけれど
ストロンチウムが多く含まれている可能性が高いということ。
キャベツ、白菜、ほうれん草、大根は東は危ない。
「群馬県の黒川と藤原ダムで放射性ストロンチウム検出!東日本各地で検出されている猛毒ストロンチウム!」(正しい情報を探すブログ)
一ノ瀬修一
流通品の味噌だって事が重大だ。宮城県産味噌が千葉県千葉市に流通し放射性セシウムが検出さててる。味噌に注意 http://imeasure.cocolog-nifty.com/isotope/2013/02/post-bf95.html …
Angama
2号機圧力容器下部と上部の温度推移。見事にシンクロしていますが。 http://twitpic.com/c2fk6e
私も早い段階から有名人の病気、怪我、死亡の多さを書いてきた。
「有名人の体調不良続々-見えてきた東京放射能汚染」(カレイドスコープ)
こちらは今日のニュース。
「千鳥」ノブさん 早期発見が命救う(産経)
安冨歩さんブログ
早川由紀夫教授の発言の倫理性について
会場でメモされていた方がブログにアップされています。
アカデミズムは原発災害にどう向き合うのか(いたちまる雑記)
私も同じことを思う。吉岡 豊
「原発災害とアカデミズム」の安冨歩論文読了。早川由紀夫入門書としておすすめします。ただし世に出るのが遅すぎました。ちょうど1年前、2012年2月に必要だった。この辺がアカデミズムなのだろう。
【国策への異議5】反原発のよりどころ 発言、動向監視される(福島民報)
「・・・安斎は「このころから政府の原子力政策に対する批判を、公の場で繰り返すようになったため『反国家的』とみなされるようになった」と述懐する。福島第二原発の建設に疑問を抱く楢葉、富岡各町の住民は公聴会などに備え、安斎に協力を求めた。安斎は17年にわたって東京大助手を務め、報道機関などから"万年助手"と呼ばれていた。昭和40年代後半から、安斎は大学での教育業務から外された。周辺には「安斎とは口をきくな」との指示が出され、教授の許可なく研究を発表することはできなかった。自らの見解が掲載された記事を見た主任教授からは「ののしられたこともあった」という。安斎によると、電力会社は"安斎番"と呼ばれる社員を配置していた。その社員は、安斎が講演をする度に会場で録音した。新潟県で講演した時には、話した内容が翌日には主任教授に伝わっていた。安斎は「そのうち、各会場で『あ、またいるな』と顔なじみになった」と回想する。安斎が所属した大学の研究室の隣にあった別の研究室には、電力会社の社員が研究者として出向していた。「その研究者が異動で大学を去る際、『あなたを監視するためでした』と告白された」と思い出す。昭和50年代前半、放射線防護学などをテーマにした学会の理事会が終わった後だった。「安斎君、帰りに一杯どうだい」。同じ理事だった電力会社の幹部から誘われた。都内の飲食店で幹部が語り掛けた。「アメリカに留学したらどうだ」「目障りだったから、追い出したかったんでしょう」。安斎は電力側の意図を推測する。」
コメント紹介です。
まゆみさんお察しの通り 甲状腺異常が増えているという クチコミ情報が増えています 医療関係者からも聞きました…(沖縄が食べて応援)
| ふく | 2013/02/10 23:40 |
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